二宮和也さん主演の映画「TANG タング」(三木孝浩監督、8月11日公開)の、二宮さんと「SixTONES(ストーンズ)」の京本大我さんの共演シーンを写し出した場面写真が7月4日、公開された。
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映画は、ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、日本国内ではシリーズ累計発行部数38万部を超える、デボラ・インストールさんの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(小学館文庫)が原作。わけあって無職で人生に迷子中の春日井健(二宮さん)はある日、記憶をなくして“タング”と名乗る不良品ロボットと出会う……という物語で、日本版にアレンジを加えて実写化する。
京本さんが演じるのは、AIやロボットについては博学だが、超がつくほどのナルシストな大企業の社員・林原信二。公開された共演シーンは、故障したタングを健が林原にみてもらうカットだ。
京本さんは、所属事務所の大先輩、二宮さんとの共演に緊張を隠せず、撮影前にはしっかりとシミュレーションをしたという。
二宮さんは、京本さんに対して、「僕自身は後輩というよりかは、ドラマや映画で出会う、若い俳優さんと同じように向き合っていました。同じ事務所の後輩という感じはほとんどなかったのですが、それが怖かったんですかね?(笑い)。(これまで一緒に仕事をする)機会がなかったので、『TANG タング』で出会えて作品に感謝です」とコメントしている。
公開された場面写真は、林原がタングに特別な力が備わっていると興味を示すものの、
健にはそれが信じられず、2人そろってタングを見つめているシーン。そして林原はタングを修理するため、健に中国へ行くことを促す。タングを最新型ロボットと交換するために始まった旅が、いつしかタングを修理する旅となり、2人の冒険がさらにスケールアップしていくきっかけとなる場面だ。
京本さんは「二宮君のお芝居がナチュラルだと実感しました。たった一言のせりふでもたくさんの情報量があったり、表情一つに意味があったり……。せりふを一言、返されるだけでもずしっと重みを感じましたし、きちんと返さなくては、という思いと、林原の世界観を守りたいという思いの間で試行錯誤しながら演じていました。二宮君の作品をたくさん見てきたので、あの距離で二宮君と芝居をするのは、鳥肌が立つほどの緊張感がありました。この体験はこれからすごく生きてくると思っています」と撮影を振り返った。
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