女優の倉科カナさんが、小芝風花さん主演で8月1～4日に放送されるNHKのドラマ「事件は、その周りで起きている」（総合）に出演することが分かった。倉科さんと小芝さんといえば、同局の連続ドラマ「トクサツガガガ」（2019年）で特撮オタク仲間を演じたことでも知られ、再共演に期待がかかる。

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　ドラマはNHKの人気コント番組「LIFE！」チームが手がけたコメディー作品で、15分の帯ドラマ枠「夜ドラ」（総合、月～木曜午後10時45分）で8月1日から4夜連続で放送。刑事ものながら事件を一切解決せず、事件の周辺で起こる刑事たちのトラブルにスポットを当てた。小芝さんは人に頼るのが苦手な刑事・真野一花（まの・いちか）を演じ、真野とバディーを組み、人に頼みごとをすることにためらいがない宇田川和人（うだがわ・かずと）役を笠松将さんが務める。

　倉科さんは、元科捜研のエースで所轄初の科捜研の設立をもくろむ向田舞役。「私が演じる向田は野心の強い、謎多き女性です。強烈なキャラクターたちが渦巻く中で監督から、『向田が出てきたら、風が吹くような感じがほしい』と演出を受け、皆さんが各々の風を感じられるように頑張りました。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです！」とコメントを寄せた。

　お笑いコンビ「蛙亭」の中野周平さんが、白バイ隊員に憧れ、真野に片思いをしている交通課警察官・徳大寺玲央役でドラマ初出演。北村有起哉さんが刑事課警部・谷崎誠役で登場することも発表された。