尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)で、歌姫・ウタが劇中で歌う楽曲「世界のつづき」のティザーミュージックビデオ(MV)がYouTubeで公開された。ウタは、歌手のAdoさんが歌唱を担当しており、「世界のつづき」は、シンガー・ソングライターの折坂悠太さんが楽曲を提供した。MVは、イラストレーター・すとレさんが手がけ、温かみのある映像となっている。楽曲にひも付いたショートエピソード「ウタ日記#5」もYouTubeで7月27日午後8時に配信される。
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折坂さんは同曲について「アニメ作品のお仕事は初めてだったのですが、『ONE PIECE』という子供のころから慣れ親しんできた作品と自分の表現が交わることができて非常にうれしかったです。自身の持ち味を出しながら、自分が作る意味や曲が流れるタイミングでウタが何を伝えたいのかを考えて『世界のつづき』という曲を制作しました。聞きなじみのあるメロディーから始まるバラードなのですが、曲調に変化をつけることで現代っぽさやウタの心情を表現するよう意識しました。楽曲によって多彩な歌声を魅せることのできるAdoさんのすてきな歌声と相乗効果を生みだし、素晴らしい楽曲に仕上がったと思います」と話している。
劇場版では、主題歌「新時代」を含め全7曲の劇中楽曲が流れる。音楽プロデューサーの中田ヤスタカさんが「新時代」を手がけるほか、作曲家の澤野弘之さん、バンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」、音楽ユニット「FAKE TYPE.」、シンガー・ソングライターの秦基博さん、Vaundyさんといった豪華アーティストが参加する。
劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。
「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務める。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっている。
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