「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載された野田サトルさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」の第4期に声優として堀内賢雄さんが出演することが8月5日、分かった。堀内さんは大日本帝国陸軍第七師団の菊田特務曹長を演じる。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　菊田特務曹長は、日露戦争の奉天会戦で重傷を負い、登別温泉で有古一等卒と長い療養生活を送っていた。第七師団に異動してくる前は、第一師団で軍曹として陸軍士官学校の候補生を指導していたこともある。

　堀内さんは「待ちに待ったゴールデンカムイの出演に、心踊る気分と同時に大変な人気作品だけに、役者として身が引き締まる思いでいっぱいです。キャラクターは、一癖も二癖もある役どころで役者冥利に尽きます。すてきな作品、さらに、若手からベテランまで実力者ぞろい。すでに何話か収録済みですが、スタジオに向かう自分自身が楽しみでたまりません。皆様、これからも応援よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。

　「ゴールデンカムイ」は、2014年に「週刊ヤングジャンプ」で連載をスタートし、今年4月に約8年にわたる連載に幕を下ろした。かつて日露戦争で活躍した“不死身の杉元”が、北海道で死刑囚が隠した埋蔵金の手掛かりをつかみ、アイヌの少女らと共に冒険を繰り広げる姿を描く。

　テレビアニメ第1期が2018年4～6月、第2期が同年10～12月、第3期が2020年10～12月に放送された。第4期は10月からTOKYO MXほかで放送される。