ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
池田理代子さんの名作マンガ「ベルサイユのばら」の誕生50周年を記念した展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-」が、9月17日から六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビュー(東京都港区)で開催される。開催に先がけ、16日に内覧会が開かれ、連載当時の原画約180点、劇中でオスカルが生涯でただ一度だけ身にまとったドレスを再現した衣装、宝塚歌劇団の舞台、アニメの資料などがお披露目された。
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展覧会は、1972~73年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載され、約2000ページに及ぶ原作の中からマリー・アントワネットとオスカルの二人に焦点を当て、原画を展示。美しいカラーイラストや、連載当時は珍しかったという2色、4色の原画が並ぶ。2013年に「マーガレット」(同)に掲載され、約40年ぶりの新作として話題になった「ベルサイユのばら エピソード編」の原画も展示される。原画のそばには池田さんのコメントも添えられ、執筆当時の思いや制作の裏側を垣間見ることができる。
美しい原画はもちろん、「ベルサイユのばら」の貴重なアイテムの数々も展示される。中でも見どころの一つが、劇中でオスカルが生涯でただ一度だけまとったというドレス。文化服装学院のオートクチュール科の学生が制作したドレスで、シルクに数千個のビーズがあしらわれ、オスカルがドレスをまとった貴重なシーンを表現した。
宝塚歌劇団の舞台のコーナーには、当時の公演ポスターのほか、オスカルとマリー・アントワネットの舞台衣装、小道具を展示。オスカルとアンドレが愛を誓い合う名場面「今宵一夜」の舞台となる“オスカルの居間”を再現した展示も見られる。テレビアニメのコーナーには、当時のアフレコ台本、原画やセル画、設定画など貴重な資料が並ぶ。原作から舞台、アニメと多岐にわたり展開する「ベルばら」の世界を堪能できる展覧会となっている。
展覧会は9月17日~11月20日に六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューで開催。当日券、前売り券は、一般2200円、高校・大学生1600円、2歳~中学生1000円、シニア(65歳以上)1900円。
「ベルサイユのばら」は、1972~73年に「週刊マーガレット」で連載された池田さんの名作マンガ。18世紀後半のフランス革命の時代、男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢(むく)な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生が美しく描かれた。
1974年には宝塚歌劇団で舞台化され、1979~80年にテレビアニメが放送された。1990年には劇場版アニメ「ベルサイユのばら/生命あるかぎり愛して」が公開された。2013年には、約40年ぶりの新作が「マーガレット」に掲載されたことも話題になった。コミックスの累計発行部数は2000万部以上。新作劇場版アニメが制作されることも話題になっている。
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