小説家、脚本家の冲方丁（うぶかた・とう）さんが原作を手がけるアニメシリーズ「ムーンライズ」で、マンガ「鋼の錬金術師（ハガレン）」「銀の匙 Silver Spoon」などで知られる荒川弘さんがキャラクター原案を担当することが分かった。荒川さんが描いたスペシャルアートが公開された。アニメは2024年にNetflixで配信される。東京都内で開催中のNetflixのイベント「TUDUM Japan」で発表された。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同作は、人類が“緩やかな世界政府”を樹立した西暦2XXX年を舞台としたSFアニメで、平和な“地球の住民”と、戦いを挑んだ“月のレジスタンスたち”の宿命が描かれる。国際AIネットワーク＜サピエンティア＞の合理的判断に従って人々が生活を送る中、＜サピエンティア＞が進めた月開拓事業は、汚染物や犯罪者を月に送ることで平和を保つ地球と、貧困な生活を強いられる月の格差を生み、独立戦争の火種となりつつあり、爆破テロに巻き込まれた主人公のジャックが、月の反乱軍によって家族を奪われ、報復を誓う……というストーリー。

　「進撃の巨人」などに参加してきた肥塚正史さんが監督を務め、「SPY×FAMILY」「進撃の巨人」などのWIT STUDIOが制作する。