【NTTレゾナント】メタバース空間やXR空間を活性化させる人格保有型AIキャラクターを初公開

人格保有型AIキャラを支えるAIパーソナライズ対話技術
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人格保有型AIキャラを支えるAIパーソナライズ対話技術

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202210218565

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2022年10月25日

NTTレゾナント株式会社

プレスリリース

メタバース空間やXR空間を活性化させる人格保有型AIキャラクターを初公開

~NTTレゾナントの「AI suite」が第13回Japan IT week秋に出展~

https://aisuite.jp/

 NTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:楠木 健、以下NTTレゾナント)が提供するさまざまなAI技術を活用できるAPI群の「AI suite(エーアイスイート)」は、メタバース空間やXR空間を活性化させる人格保有型AIキャラクターを初公開することをお知らせします。本技術を2022年10月26日(水)から28日(金)に幕張メッセで開催される「第13回 Japan IT Week秋 第6回AI・業務自動化展【秋】」に出展します。

 会場では、AI suiteの活用シーンを5つのデモでご紹介します。これらのデモで使用される技術は、メタバース空間/XR空間でのビジネスやオンライン会議などで活用可能です。

1.展示内容

(1) 人格保有型AIキャラクター

 NTTレゾナントが新たに開発したアルゴリズムにより、人格を保ちながら従来よりも一貫性のある会話ができる人格保有型AIキャラクター(キャラ)のデモを展示会場で初公開します。

 長期的な会話履歴を時系列保持することで、単調になりがちなNPC(Non Player Character)(*1)の会話応答を、より自然で多様なものにします。NPC同士の生き生きとした会話でメタバース空間やXR空間を活性化し、集客効果を見込むなどの応用ができます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210218565-O3-RWMFKXuh

人格保有型AIキャラを支えるAIパーソナライズ対話技術

 本技術は、「過去のn回分の対話」と、年齢・居住地・趣味嗜好といった「発話者のプロファイル」を考慮し、話し手の人格を読み取り応答することを可能にしました。これにより、話し手と応答者の人格や関係性に沿った高精度な会話を実現できます。従来のユーザーIDを基に人格を学習する手法(*2)や人格情報を記載した定型文を参照するといった手法(*3)と比較して、応答選択の精度が高いことがわかっています。

(2) AI suite機能群を活用しているその他4つの展示デモ

・メタバース空間/XR空間における次世代の受付ナビゲーション「AIコンシェルジュ」

・オンライン会議参加者の感情や集中度などをリアルタイムで検出する「オンライン会議センシング」

・AIとのロールプレイによりユーザーの会話の特徴を定量評価する「AIとのロールプレイ診断」

・既存のオンライン会議ツールと連携し話者の感情分析等を行う「オンライン会議ツールとのAPI連携」

 上記4つのデモでは、NTT コンピュータ&データサイエンス研究所が開発した「MediaGnosis® 」 (*4)などを用いて抽出した音声・映像の特徴量を、NTTレゾナントが独自開発した「マルチモーダル対話応答・感情予測エンジン」において音声・映像・言語から、感情・応答予測を統合学習しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210218565-O2-GqWzAles】 AIとのロールプレイ診断

2.AI suiteについて

(1)概要

 AI suiteは、テキスト情報の解析に加えて音声・映像情報の解析を可能にするマルチモーダル対話APIなど、さまざまなAI技術を活用できるAPI群です。

 NTTレゾナントは2016年以降、独自の「gooのAI」技術を用いて多様なサービスの提供やAI技術の研究開発を進めてきました。そのノウハウを生かして2021年から提供を始めたAI suiteは、自然言語関連のAI技術をベースに、音声・映像関連のAI技術などと連携ができる機能をAPI群として法人向けに提供しています。

 さらに、仮想空間プラットフォーム「DOOR™」(提供:株式会社NTT QONOQ(コノキュー))で利用できる自動応答が可能な受付アバター「AIつむぎ」も提供中です。

(2) 今後の展開

 AI suiteは、人の感情や状況を適切に理解したコミュニケーションを実現します。人の感情に寄り添う高度なコミュニケーションを可能にするAIサービスを生み出し、人とAIが共存する社会・経済活動への貢献をめざしていきます。

AI suite公式ページ:https://aisuite.jp

NTT QONOQ公式ページ:https://www.nttqonoq.com/

3.展示会概要

展示会:第13回 Japan IT Week 秋 / 第6回AI・業務自動化展 【秋】

会期:2022年10月26日(水)~28日(金)

時間:10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)

会場:幕張メッセ 7ホール 43-20

主催:RX Japan株式会社

URL:https://www.japan-it-autumn.jp/ja-jp.html

【補足】

(*1) NPC

Non Player Characterの略。参加者や遊び手が操作しないキャラクター。

(*2) ユーザーIDを基に人格を学習する方法

出典:Li, J.; Galley, M.; Brockett, C.; Spithourakis, G.; Gao, J.; and Dolan, B. 2016. A Persona-Based Neural Conversation Model. In Proc. ACL’16, 994–1003.

(*3) 人格情報を記載した定型文を参照するといった手法

出典:Zhang, S.; Dinan, E.; Urbanek, J.; Szlam, A.; Kiela, D.; and Weston, J. 2018. Personalizing Dialogue Agents: I have a dog, do you have pets too? In Proc. ACL’18, 2204–2213.

(*4) MediaGnosis®

音声音響・画像映像・自然言語といったマルチメディアを統合的にオールインワンで扱うことで、人間の脳に近い情報処理機構を実現した次世代メディア処理AI。日本電信電話株式会社が開発。(https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/11/01/211101b.html

※「MediaGnosis®」は日本電信電話株式会社の商標です。

※「DOOR™」は 株式会社NTT QONOQ の商標です。

※ 記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

以上

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