silent:想「声が聞きたい」 “あのころのままの紬”に募る思い 「好きだからこそ苦しい」と視聴者涙(ネタバレあり)

連続ドラマ「silent」第10話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」第10話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第10話が12月15日に放送された。青羽紬(川口さん)に対して抱く佐倉想(目黒蓮さん)の切なる思いが、視聴者の涙を誘った。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 時々さみしそうな顔をする想のことを心配していた紬。「最近ずっと気になってた」と想に打ち明け、「私が見てくれるなら言葉にするって言ってくれたじゃん」と投げかける。

 「何か言いたいことあるなら……」と聞き出そうとする紬だったが、そんな紬の手話を制止して想が言ったのは「青羽の声思い出せない」という一言だった。想は「あのころしたくだらない話とか、一緒に見たものとか全部覚えてるのに、青羽の声がどうしても思い出せない。目の前で楽しそうに笑ってるのに、笑い声が聞こえてこない」と苦しそうに思いを吐露する。

 さらに、「駅で再会したとき、手話で何言ったか分からなかったでしょ?」と問いかけ、実は別れた理由を話していたと告白。「電話もできなくなるし、一緒に音楽も聞けなくなる。そう分かってて一緒にいるなんてつらかった。だから別れた」と明かす。

 「やっぱりつらかった。一緒にいたいだけって、顔を見て一生懸命手話で話しかけてくれてうれしかった。でも一緒にいるほど、話すほど、好きになるほどつらくなっていく。青羽があのころのままだって分かるほど、自分が変わったことを思い知る」と語った想。「声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と涙を流して……と展開した。

 SNSでは「好きだからこそ苦しい」「好きだと分かっているからつらさが募る」「ただただしんどくて残酷すぎる」「どうしたら2人は幸せになれるの?」「来週もう最終回……みんな幸せになってほしい」といった声が上がった。

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