スーパー戦隊:史上初全員が昆虫モチーフ「王様戦隊キングオージャー」来年3月開始 5人の中に“ピンク”おらず

2023年3月5日スタートのスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」のビジュアル
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2023年3月5日スタートのスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」のビジュアル

 特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」(テレビ朝日系、午前9時半)の47作目が「王様戦隊キングオージャー」となり、2023年3月5日にスタートすることが12月21日、明らかになった。5人の王が戦士となって、昆虫ロボと共に平和を脅かす敵と戦う物語。5人の戦士もクワガタやトンボなどの昆虫がモチーフで、戦士全員が昆虫モチーフになるのはスーパー戦隊史上初めてとなる。

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 最強国「シュゴッダム」の自称王様“レッド”クワガタオージャー、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王“ブルー”トンボオージャー、芸術と医療の国「イシャバーナ」の女王“イエロー”カマキリオージャー、氷雪の国「ゴッカン」の国王“パープル”パピヨンオージャー、農業の国「トウフ」の殿様“ブラック”ハチオージャーが、チキューの人々に襲い掛かる地帝国「バグナラク」に立ち向かう。序盤の5人の戦士の中に、スーパー戦隊シリーズおなじみの“ピンク”の戦士は不在となった。

 5人の戦士たちは、王者の証しである変身剣「オージャカリバー」や変形盾「キングズウエポン」を手にして戦う。またオージャカリバーを介してかつてチキューを守っていた守護神である昆虫型機械生命体「シュゴッド」と交信し、共闘する。それぞれのシュゴッドは、クワガタオージャーが「ゴッドクワガタ」、トンボオージャーが「ゴッドトンボ」、カマキリオージャーが「ゴッドカマキリ」、パピヨンオージャーが「ゴッドパピヨン」、ハチオージャーが「ゴッドハチ」。さらに「ゴッドテントウ」「ゴッドクモ」「ゴッドアント」と合体して、戦士たちが乗るロボ「キングオージャー」に変形する。

 脚本は、映画も話題になったドラマ「賭ケグルイ」シリーズ(MBS・TBS系)や、ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)などの話題作をはじめ、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)の第23、24話も担当した高野水登(たかの・みなと)さんが担当する。

 監督はスーパー戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」などを手掛けてきた上堀内佳寿也(かみほりうち・かずや)さん、アクション監督は自身もスーツアクターとして活躍する渡辺淳さん、特撮監督は佛田洋(ぶつだ・ひろし)さんが務める。

 ◇スタッフ(敬称略)

 ▽プロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)、望月卓(東映)、湊陽祐(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)▽原作:八手三郎▽脚本:高野水登▽監督:上堀内佳寿也▽アクション監督:渡辺淳▽特撮監督:佛田洋(特撮研究所)

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