第73回NHK紅白歌合戦:24年ぶりの工藤静香に、28年ぶりの篠原涼子 安全地帯は37年ぶり 懐かしの顔ぶれが盛り上げた!

篠原涼子さん
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篠原涼子さん

 昨年大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」。「なにわ男子」や「LE SSERAFIM」「BE:FIRST」など初出場組も話題になったが、“懐かしの顔ぶれ”も番組を大いに盛り上げた。披露曲とSNSでの視聴者の声と共に振り返ってみたい。

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 「KinKi Kids」は2016年以来、6年ぶり2回目の出場となった。「25th Anniversary Medley」と題して「硝子(がらす)の少年」と「Amazing Love」をメドレーで披露。歌唱前には、25年前のデビュー曲「硝子の少年」を作曲した山下達郎さんから、2人へのサプライズメッセージも送られた。

 工藤静香さんは24年ぶり9回目の出場で、長女でフルート奏者のCocomiさんと共演した。「35周年SPメドレー」と題し、「嵐の素顔」「黄砂に吹かれて」を歌唱。工藤さんが「嵐の素顔」を歌い上げた後、「黄砂に吹かれて」に入ると、Cocomiさんが横でフルートを演奏して母のステージを彩った。

 女優の篠原涼子さんは、28年ぶり2回目の出場となった。「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと 2023」を歌ったが、同曲をプロデュースした小室哲哉さんがピアノ演奏でサプライズ登場。小室さんの突然の登場に、視聴者は「篠原涼子さんと一緒に小室哲哉さんが!」「小室哲哉が出てることにびっくりしてしまった」などと盛り上がった。

 特別企画で37年ぶりに出場したのはロックバンド「安全地帯」。この日は、「メロディー」「I Love You からはじめよう」の2曲のスペシャルメドレーを披露した。視聴者からは「安全地帯圧巻だな。本当に玉置さんの歌声は心に刺さるね」「安全地帯良かった。音楽に元気もらってる」との声や、ドラムの田中裕二さんが12月17日に亡くなったばかりで「きっと、田中さんに届いたよね」といったコメントも見られた。

 ほかにも、YOSHIKIさん、HYDEさん、SUGIZOさん、MIYAVIさんで結成された4人組バンド「THE LAST ROCKSTARS」や、桑田佳祐さん、佐野元春さん、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんという異色の“同級生バンド”「桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎」など、珍しい顔ぶれなども登場した昨年の紅白。豪華な出演陣に今年の紅白の期待も高まった。

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