ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
「第2回 次にくるマンガ大賞」のウェブマンガ部門で1位に選ばれたことも話題の柳田史太さんの青春ラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「トモちゃんは女の子!」が1月4日から、TOKYO MXほかで放送される。同作は英語吹き替え版も制作され、イギリス人のキャロル・オールストンを演じる天城サリーさんが、英語吹き替え版でもキャロルを演じる。天城さんは米国出身で英語、日本語、スペイン語などをしゃべることができるが、日本語版、英語吹き替え版で同じキャラクターを演じるのは初めて。「初挑戦のことばかり」だったという天城さんに、同作について聞いた。
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「トモちゃんは女の子!」は、2015年にツイッターで連載を開始。ボーイッシュな主人公の相沢智(トモちゃん)、幼なじみの久保田淳一郎の不器用ながらも真っすぐな恋愛模様を描く。アニメは「ゴールデンカムイ」などの難波日登志さんが監督を務め、Lay-duceが制作する。高橋李依さんがトモちゃん、石川界人さんが淳一郎を演じるほか、日高里菜さん、天崎滉平さん、松岡禎丞さんらが出演する。
天城さんは読んで「新鮮!」と感じたという。
「今まで4コママンガというものをあんまり読んだことがなかったので、すごく新鮮でした。ページをめくるごとに必ずオチがあって、面白い!と思いました。読んでいると、5秒に1回くらいオチがあるんです。アニメになったらどうなるんだろう?と楽しみでした」
天城さんが演じるキャロルは、イギリス人で、人形のような容姿と綿あめのようにフワフワとした天然な性格で、男子生徒から絶大な人気を誇る。
「キャロルちゃんは常に周りにお花がポンポンある感じで、フワフワしている女の子だと思いました。オーディションでは考えすぎず、セリフを丸暗記して、純粋に言葉が出るようになることを意識して演じさせていただきました」
「オーディションは、英語でも受けさせていただきました」という天城さん。日本語、英語では発声方法に違いがあるようで……。
「英語はおなかから声が出るので、高い声を出すのが難しいんです。私も英語でしゃべると、別人格!?と言われるくらい、声が変わります。キャロルちゃんのようなフワフワしているキャラクターの場合、少し芯が強い声になってしまうんです。収録はこれからですが、そこを意識しないといけないですね。アフレコは米国の予定で、日本とはやり方が全く違うと聞いたので、新しい発見があると思うとすごく楽しみです」
天城さんにとって収録は「初挑戦のことばかり」だったという。
「米国でのアフレコは初めてです。喜びと同時にどうすればいいんだろう!?と緊張しています。キャロルちゃんのようなホワホワしたキャラクターを演じたこともあまりなかったので、全部が初挑戦です」
初挑戦ばかりで、収録前は緊張していたというが、共演者に助けられた。
「メインキャストの方と一緒にアフレコできることが多かったのですが、皆さんが本当に優しいんです!私は普段、人が話してるところに入ることができないんですけど、私が話していないと話題を振ってくださるのがすごくうれしかったです。最初、先輩ばかりなので、すごく緊張してたのですが、皆さんが本当に優しくて、緊張が解けたこともあって、キャロルちゃんのホワホワ感を表現できました」
収録では、トモちゃんと淳一郎の幼なじみの群堂みすずを演じる日高さんとの掛け合いで、刺激を受けたという。
「みすずちゃんとの掛け合いがすごく楽しかったです。みすずちゃんとキャロルちゃんの性格は正反対ですが、友達思いなところは似ています。みすずちゃんが、キャロルちゃんに対して、ツッコんで、キャロルちゃんはそれに臆することがないんです。そこを見ていただきたいです。温かい現場の温かい雰囲気が作品にも出ていると思います。キャラクターたちの関係性、日常の楽しさなどを感じていただきたいですね」
天城さんは米国出身で、声優を目指して来日した。高校時代は米国で過ごした。「トモちゃんは女の子!」のような高校生活とは違ったようで……。
「『トモちゃん』みたいな青春はなかったです。私はフィギュアスケートをずっとやっていて、お昼に学校を切り上げて、フィギュアスケートができるプログラムでした。だから、みんなでお昼ご飯を食べることもなかったんです。授業も1時間ごとにクラスメイトがみんな変わり、先輩も同じ授業を受けていました。だから、アニメやマンガで見ていた日本の高校にずっと憧れていました。キャロルちゃんを通して憧れの高校生活を送っています。この作品のような恋もいとおしいですね。私が高校生の時は、見たことがなかったので(笑い)。私が日本のアニメやマンガの高校生活に憧れたように、『トモちゃん』が誰かの憧れの高校生活になるとうれしいです」
天城さんは、秋元康さんとSony Music(ソニー・ミュージック)とANIPLEX(アニプレックス)が展開するデジタル声優アイドルプロジェクト「22/7(ナナブンノニジュウニ)」のメンバーとして活動中。英語力を生かして、日本語と英語でイベントの司会を担当するなど幅広く活躍している。最後に2023年の抱負を語ってもらった。
「友達を増やしたいです! この作品を通して、改めて友達の大切さを感じていました。現場でも皆さんが本当に優しくしてくださって、やっぱり仲間は大切だな!と思いました」
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