悠木碧:「うる星やつら」新作テレビアニメでテンちゃんに 「やかましキュートに演じていきたい」

「うる星やつら」に登場するテン(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」に登場するテン(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作テレビアニメで、声優の悠木碧さんが、テンを演じることが1月3日、明らかになった。テンは、鬼族の子供、ラムのいとこで、特技は口からの炎噴射。女の子が大好きで、諸星あたるのことを目の敵にしている。1月3日に配信された特番で、発表された。

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 悠木さんは「うる星やつら」への思いを「我が家は、母が『うる星やつら』が大好きなんです。だから、母から子に伝え聞いてきたお話、もはや伝説、ですよね。自分が生まれるより前に作られ、今なお多くの方に愛されている、日本の生きた伝説だと思っています」とコメント。

 テンについて「ワガママキッズかと思えば、突然頼もしくなったりもするし、知識は子供なのに、色事には具体的な興味がある……。本当にいろいろな表情を見せてくれる、魅力が詰まった子です。アフレコで最初にいただいたディレクションが、泣くところは引くくらいうるさくしてください、というものだったので、見た目や仕草に引っ張られすぎて可愛くやりすぎないようにしなきゃ……と思って取り組んでいます(笑い)。やかましキュートに演じていきたいです」と話している。

 特番では、高垣彩陽さんが藤波竜之介、千葉繁さんが竜之介の父をそれぞれ演じることも発表された。第1クールに続き、音楽プロジェクト「MAISONdes(メゾン・デ)」が、オープニングテーマ、エンディングテーマを担当する。オープニングテーマは「アイワナムチュー feat.asmi,すりぃ」で、エンディングテーマは1月5日に放送される第12話で解禁される。

 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。趣味はガールハントの高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。

 新作は、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化されることになった。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送中。

 ◇キャスト(敬称略)

 諸星あたる:神谷浩史▽ラム:上坂すみれ▽三宅しのぶ:内田真礼▽面堂終太郎:宮野真守▽錯乱坊:高木渉▽サクラ:沢城みゆき▽ラン:花澤香菜▽レイ:小西克幸▽おユキ:早見沙織▽弁天:石上静香▽クラマ姫:水樹奈々▽温泉マーク:三宅健太▽尾津乃つばめ:櫻井孝宏▽面堂了子:井上麻里奈▽あたる父:古川登志夫▽あたる母:戸田恵子▽ラム父:小山力也▽ラム母:平野文▽テン:悠木碧▽藤波竜之介:高垣彩陽▽竜之介の父:千葉繁

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