ONE PIECE FILM RED:エランドール賞特別賞に “ウタ”名塚佳織「これからも全力で」

「2023年 エランドール賞」の授賞式に登場した名塚佳織さん
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「2023年 エランドール賞」の授賞式に登場した名塚佳織さん

 映画・テレビドラマで活躍した俳優やプロデューサーを表彰する「2023年 エランドール賞」の受賞者が2月2日に発表され、劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の製作委員会が特別賞に選ばれた。同日、東京都内で授賞式が開催され、声優の名塚佳織さんが登場し、「長年にわたって愛され続けた作品。(原作者の)尾田栄一郎先生、ファンの皆様のおかげです。これからも全力で命を吹き込んでいけたら」と喜びを語った。

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 ウタは、名塚さんと歌手のAdoさんがダブルキャストを務め、名塚さんがウタのせりふ、Adoさんがウタの歌唱パートを担当した。劇場版は、2022年8月6日に公開され、177日間にわたりロングラン上映され、興行収入が約197億円を記録するなど大ヒットした。ウタは、アニメの世界だけでなくリアルの世界も巻き込み、旋風を巻き起こし、大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」に紅組歌手として出場したことも話題になった。

 エランドール賞は1956年に始まった顕彰制度。2023年は、新人賞に中川大志さん、芦田愛菜さん、松下洸平さん、岸井ゆきのさん、間宮祥太朗さん、奈緒さんが選出され、プロデューサー賞に映画「ある男」の田渕みのりさんと秋田周平さん、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の堀之内礼二郎さん、プロデューサー奨励賞に連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(フジテレビ系)の草ヶ谷大輔さん、特別賞に「ONE PIECE FILM RED」の製作委員会、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の制作チーム、連続ドラマ「silent」(フジテレビ系)の制作チームが選ばれた。

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