クレヨンしんちゃん:制作期間7年 初の3DCG劇場版が8月4日公開 予告に“モッチモチ”しんちゃん 超能力に目覚める!

「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」のティザービジュアル(C)臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
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「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」のティザービジュアル(C)臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の新作劇場版アニメ「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」(大根仁監督)が8月4日に公開されることが分かった。新作は、劇場版シリーズ史上初となる全編3DCGアニメーションで、頬がモチモチとした3DCGバージョンのしんのすけが登場する予告映像がYouTubeで公開された。手巻きずしに扮(ふん)したしんのすけが空を飛ぶティザービジュアルも公開された。「『この国に未来はない』なんて、オトナの妄想だゾ。」というコピーが添えられている。

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 新作は劇場版アニメ「STAND BY ME ドラえもん」などの白組が制作し、構想を含め制作に約7年を要したという。“しんちゃんらしさ”の鍵である独特の頬やフォルム、動きを模索したといい、白組のスタッフは「『ツヤツヤもちもちカラフル』をテーマに、原作やアニメ作品へのリスペクトを忘れず、3DCGならではの表現で新しいしんちゃんを作り上げました。たくさんのスタッフが関わり、白組の今までの作品での経験値を存分に発揮した思い入れのある作品です」とコメントを寄せている。

 予告映像は、初期パイロットフィルムから始まり、縦横無尽に街を駆け巡るしんのすけが描かれている。流れ星のような光が野原家を直撃し、しんのすけが超能力に目覚める様子が描かれ、「地球の危機を救うのだ!」というせりふも登場した。

 しんのすけ役の小林由美子さんは「今年のしんちゃんは3Dしんちゃん!! え!? 2Dの権化のようなしんちゃんが3DCGですって!?という皆様の声が聞こえてくるようです。私も初めは驚きました……。が!! だがしかし!! いえいえ、皆さま!! 白組さんこん身の3DCGしんちゃんの『おしりのプリプリ感!!』『ほっぺのぷにぷに感!!』『アクションシーンのリアル壮大感!!』 そしてさらに『大根監督のしんちゃん!!』 新しいけど懐かしい至極の『しん次元!!3DCGクレヨンしんちゃん』! ぜひ、皆様に味わっていただきたいです!!」とコメントを寄せている。

 しんのすけは、新作の見どころを「オラのブラジャーマスクマンと、カンタムがびゅーんびゅーんて飛ぶところと、おいしそうな中トロだゾ! あと納豆とぷりぷりのエビちゃんも外せませんな~」と話している。

 新作は、暗黒のエスパー対しんのすけの“ちょー超能力”大決戦が描かれる。ある夜、宇宙から飛来してきた白い光が命中し、しんのすけは超能力に目覚める。一方、宇宙から飛来してきた暗黒の光を浴び、超能力を手に入れた男は暴走を始め、恐怖が日本中を支配しようとした時、しんのすけが立ち上がる……というストーリー。

 「クレヨンしんちゃん」は、臼井儀人さんのマンガが原作。テレビアニメが1992年にスタートし、劇場版アニメ第1作「クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」が1993年に公開された。

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