3月18日に開幕する「第95回記念選抜高等学校野球大会(センバツ)」(毎日新聞社、日本高等学校野球連盟主催)の応援イメージキャラクターに就任した久慈愛さん。芸能事務所「オスカープロモーション」に所属している17歳の高校2年生だ。野球観戦は好きだといい、友達とプロ野球を見に行くこともあるという。「阪神に“推し”ができてしまって(笑い)」と照れくさそうに話す久慈さんに、センバツへの意気込み、今後の目標と共に話を聞いた。
ウナギノボリ
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久慈さんはプロ野球・阪神タイガースや中日ドラゴンズなどで活躍し、現役引退後は阪神の内野守備コーチなども務めた久慈照嘉さんの娘。「家にボールがある環境だったので、父や兄がキャッチボールで遊んだりしていると、小さい頃からそこに入って遊んでいました」という幼少時代で、運動神経には自信あり。「お父さんの遺伝ですかね」と笑う。
芸能の世界に飛び込んだきっかけは、小学1年生で始めたミュージカル。「ダンスを習いたくて、ダンス教室に行くつもりが、そこはミュージカルスクールで(笑い)。でも習い始めると、舞台の上が本当に楽しくて。そこからミュージカルを始めました」。その後はダンスと歌のスキルを磨き、2017年にはミュージカル「アニー」でテシー役を務めた。
高校1年生になった2年前の4月からオスカープロモーションに所属している。事務所の先輩である小芝風花さんや、井頭愛海さんらも務めてきたセンバツの応援イメージキャラクター就任について「大きなチャンスをいただいた。次につなげられるように、頑張りたいです」と意気込む。
野球経験はないもののプロ野球観戦が好きだといい、「友達にもスポーツ好きな子が多いので、一緒にデーゲームに行ったりします」と話す。好きになったきっかけを聞くと「阪神に“推し”ができてしまって……(笑い)」と名前を挙げたのは、近本光司選手。「ピンチをチャンスに変える姿がカッコいい。なんで逆境をはね返せるのか、見ていてすごいなって思います」と照れくさそうに魅力を語った。
現在は大阪の高校に通っており、仕事のときだけ上京している。高校卒業後は東京の大学に進学予定で、芸能活動にも一層力を入れていくという。目指すのは「歌って、踊れる女優」。「ダンスと歌が私の“強み”。これからもそのスキルを伸ばして、自分を発信していきたい」と力を込めた。
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