ドラマ1週間:伊藤沙莉が朝ドラヒロインに 坂口健太郎は日テレで2クール連続主演

2024年前期の連続テレビ小説「虎に翼」の制作発表会見に出席した主演の伊藤沙莉さん(左)と脚本を手掛ける吉田恵里香さん
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2024年前期の連続テレビ小説「虎に翼」の制作発表会見に出席した主演の伊藤沙莉さん(左)と脚本を手掛ける吉田恵里香さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(2月22~24日)は、女優の伊藤沙莉さんが2024年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」の主役を務めることや、俳優の坂口健太郎さんが日本テレビ系で放送される連続ドラマに、“異例”の2クール連続で主演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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 22日、伊藤さんが、2024年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」で主演を務めることが明らかになった。伊藤さんが朝ドラに出演するのは、2017年前期の「ひよっこ」以来、2度目。日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)がモデルのリーガルエンターテイメントで、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)や「恋せぬふたり」(NHK)などを手掛けた吉田恵里香さんが脚本を担当する。

 22日、女優の高畑充希さんと俳優の田中圭さんが、4月期の連続ドラマ「unknown(アンノウン)」(テレビ朝日系、火曜午後9時)でダブル主演を務めることが分かった。高畑さんと田中さんは初共演で、それぞれが重大な秘密を抱えた夫婦を演じる。秘密を抱えた男女の愛を描くラブストーリーを軸に、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス。

 22日、よしながふみさんの人気マンガを実写化したNHKの時代劇「ドラマ10『大奥』」(総合、火曜午後10時)の“Season2”が制作され、今年秋に放送されることが明らかになった。秋からの“Season2”では、10代・家治の時代から大政奉還までを描く。

 22日、女優の萬田久子さんが、東海テレビ・フジテレビ系「土ドラ」(土曜午後11時40分)枠で4月8日にスタートする連続ドラマ「グランマの憂鬱」で、主演を務めることが分かったあらゆる世代の家族、移住者、訪問者の悩みに、萬田さん演じるグランマが向き合い「愛ある喝!」で身近な問題を一つ一つほぐしていく……というストーリー。

 23日、女優の芳根京子さんが、4月期の連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系、水曜午後10時)に主演することが明らかになった。ドラマは、奥乃桜子さんの小説「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」(集英社)が原作。「知的財産バトル」をテーマにした“オフィスエンターテインメントドラマ”で、お人よしの新米社員と妥協ゼロのエリート上司という“水と油コンビ”が知的財産を巡って奮闘する姿を描く。

 24日、俳優の坂口健太郎さんが、日本テレビ系で放送される連続ドラマに2クール連続で主演することが明らかになった。日本テレビ制作の4月期の医療エンターテインメントドラマ(土曜午後10時)ではクールな元医者、読売テレビ制作の7月期のクライムサスペンスドラマ(日曜午後10時半)ではクールな刑事を演じる。両作品のタイトルや出演者は後日発表される。同局のドラマに2期連続で同じ主演を起用し、それぞれ異なる作品を放送するという異例の取り組みに、坂口さんは「二つの作品が両方ともとっても魅力的だったので、どちらも演じたいと思いました」とコメントしている。

 24日、俳優の萩原利久さんが、4月期の連続ドラマ「月読(つくよみ)くんの禁断お夜食」(テレビ朝日系、午後11時半)に主演することが分かった。夜を舞台に「食べさせたい男」と「食べたくない女」が繰り広げる“禁断グルメラブストーリー”。主人公の月読悠河(つくよみ・ゆうが)を萩原さん、ヒロインの御神(みかみ)そよぎを女優のトリンドル玲奈さんが演じる。

 24日、女優の江口のりこさんが主演を務める連続ドラマ「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)のシーズン3が、4月期に放送されることが明らかになった。「ソロ活女子のススメ3」と題して、4月5日から毎週水曜深夜1時に放送される。ドラマは、フリーライターの朝井麻由美さんのエッセー「ソロ活女子のススメ」(大和書房)が原案。積極的に1人の時間を楽しむ活動「ソロ活」にまい進する主人公・五月女(さおとめ)恵(江口さん)の姿を描く。

 24日、お笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシさんによる小説「ドロップ」が、WOWOWで連続ドラマ化されることが分かった。本作は2009年に品川さん監督・脚本で映画化され、興行収入20億円という大ヒットを記録するなど“伝説のヤンキー作品”として人気を誇っている。今回の連続ドラマでも品川さんが監督・脚本を手がけ、新たなオリジナルストーリーとキャラクターを追加。“リブート版ドロップ”として届ける。主演を務めるのは俳優の細田佳央太さん。名門私立中学校に通っていたが、不良マンガに強く憧れ、本物の不良になるべく公立の狛江北中に転校した主人公・信濃川ヒロシを演じる。

 24日、Twitter発の人気マンガ「クールドジ男子」が実写ドラマ化され、4月14日からテレビ東京の「ドラマ25」枠(金曜深夜0時52分)で放送されることが分かった。原作は「ガンガン pixiv」で連載中の那多ここねさんによる同名マンガで、クールでドジな愛され男子の日常をコミカルに描く。メインキャスト4人は未発表だが、“見えそうで見えない”4人の横顔のティザービジュアルが公開された。ドラマは、大学生の一倉颯(いちくら・はやて)、イケメン高校生の二見瞬(ふたみ・しゅん)、一見仕事ができそうな三間貴之(みま・たかゆき)、三間の先輩の弟・四季蒼真(しき・そうま)と年齢も性格も違う4人のイケメン男子たちが、ドジにより運命の出会いを果たす。

 24日、女優の吉川愛さんが、NHK大阪が制作する特集ドラマ「忘恋剤」(総合)で俳優の倉悠貴さんと共演することが明らかになった。2人は共に、2020年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」に出演していたが、共演するのは今作が初めて。5年間付き合って別れた元恋人同士の相川葵(吉川さん)と小林景(倉さん)を演じる。3月30日午後11時15~44分に全国放送される。

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