長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、2022年)に「ボンボンガール」の一人、篠山あさみ役で出演し、注目を集めた華村あすかさんが3月18日、東京都内で最新写真集「真価論」(講談社)の発売会見を開催。写真集の点数を聞かれた華村さんは、「100点満点でいうと100点」と自己採点するも、「数字にできないくらい感無量で、最高の写真集になりました」と満面の笑みで手応えを口にした。
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華村さんは写真集のタイトルの込めた思いを、「6年間、芸能の仕事をしてきて、自分はどうなりたいのかや何をしたら好きになれるかとずっと考えてきた」と切り出し「もがき続けて、ようやく自分を好きになる方法をみつけて。自分を初めて好きになれたのが最近なのですが、自分の心の“進化”と、自分の好きなことに気づけた“真価”を組み合わせました」と説明した。
撮影に向けてのトレーニングでは、「ジムに通ったのですけど、人がいるところでトレーニングすると集中できないことに気づき一瞬で続かなくなりました」と苦笑い。「一人の空間で没頭するのが向いていると思い、家でできるピラティスのような体幹トレーニングやストレッチといった有酸素運動を動画で見てやりました。自分の骨格に似ていると思う人をみつけると、よりトレーニング方法が入ってきやすいなと思って、研究してやっていました」と話した。
また、「エルピス」出演の反響について、「女性の方からフォローやメッセージを以前よりもいただけるようになってうれしい。どこの現場でも『見たよ』と声をかけていただき、改めてとんでもない作品で、すごい数の人が見ていた作品に出ていたと感じた。今でも夢を見ていたのではと思います」と影響の大きさに驚いていた。
今後どう“進化”したいかを聞かれると、「『エルピス』と、今、撮影に入っている作品を通して芝居の楽しさに改めて気づいた。これ以上にやりがいを感じるものはないと感じるぐらい、芝居をもっとしたいという気持ちが強くなってきている」と話し、「たくさんの作品に出合いたいのはもちろん、『また仕事をしたい』と思ってもらえるような人になりたい」と意気込んでいた。
写真集は、華村さんの「今の自分を客観的に見つめ、かつ自分を認めてあげよう」という思いがコンセプト。海辺の家でのロケでは、高さ4メートルの梁の上でさまざまなポー
ズをとっているほか、シャネルやグッチのビンテージものの衣装やアクセサリー、キラキラとしたビーズをあしらったスタイリストお手製の水着など、ファッションも見どころとなっている。A4判変型、112ページ。3630円。