「別冊フレンド」（講談社）で連載中のはつはるさんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「お嬢と番犬くん」が10月から放送されることが分かった。高本宣弘さんが監督を務め、Project No.9が制作する。鬼頭明里さんが高校1年生・瀬名垣一咲（せながき・いさく）、梅原裕一郎さんが一咲を男たちから守るため同じ高校に裏口入学する26歳の若頭・宇藤啓弥（うとう・けいや）をそれぞれ演じる。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　鬼頭さんは「この作品を初めて読んだ時の印象は、とにかく一咲がいい子でピュアで可愛い！でした。生まれもあって友達が少なく、普通の青春というものを送れるだけでいちいち感動する一咲の可愛いさ、普通とは正反対にいる啓弥への恋心に揺れる健気な一咲の気持ちを、皆さんにも伝えられるよう、私も頑張ります！」とコメント。

　梅原さんは「一咲と啓弥の絶妙な距離感、関係性がアフレコしていても照れくさく、ときめいています。極道という側面をもつ啓弥は一見捉えどころのないキャラクターですが、一咲に対する愛情は本物です。それが恋愛感情なのか親心なのか、振り回される一咲の姿をお楽しみに」と話している。

　同作は「別冊フレンド」で2019年から連載中。高校に入学した瀬名垣組の“お嬢”瀬名垣一咲と年齢詐称、裏口入学して一咲の“番犬”となる若頭・宇藤啓弥の恋を描いている。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：高本宣弘▽シリーズ構成：皐月彩▽キャラクターデザイン：番由紀子▽アニメーション制作：Project No.9

　◇キャスト（敬称略）

　瀬名垣一咲：鬼頭明里▽宇藤啓弥：梅原裕一郎