斉藤壮馬:「るろうに剣心」 新作アニメの熱い収録 空調を下げるほど AnimeJapan登場 

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のイベント「TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』AnimeJapan スペシャルステージ」に登場した斉藤壮馬さん(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のイベント「TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』AnimeJapan スペシャルステージ」に登場した斉藤壮馬さん(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会

 和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメのイベントが3月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン) 2023」で行われ、緋村剣心役の斉藤壮馬さん、神谷薫役の高橋李依さん、明神弥彦役の小市眞琴さん、相良左之助役の八代拓さんが登場した。斉藤さんら声優陣は、新作アニメの収録の“熱さ”について語った。

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 新作アニメでは、キャスト、スタッフが作品への愛と情熱をもって制作に臨んでおり、高橋さんは、収録では手を抜いたらほかのキャストに食われてしまうような緊張感をがあることを明かした。斉藤さんは、収録中に汗だくになり、空調を下げたこともあったという。

 イベントでは、新作テレビアニメの追加キャストが発表され、内田雄馬さんが四乃森蒼紫、大西沙織さんが高荷恵を演じることが分かった。四乃森蒼紫、高荷恵のキャラクタービジュアル、2人のせりふが流れる新たなPVも公開された。蒼紫役の内田さんがステージにサプライズで登場し、役作りの苦労や収録への意気込みを語った。

 「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。1996年に初めてテレビアニメ化され、1997年に劇場版が公開された。1999年以降、3作のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が制作された。俳優の佐藤健さん主演で実写映画化されたことも話題になった。

 同作の新作アニメは、2012年に発表されたOVA「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-新京都編」(後編)以来、約11年ぶり。キャストが一新され、斉藤さんが主人公の緋村剣心、高橋さんが神谷薫、八代さんが相良左之助、小市さんが明神弥彦をそれぞれ演じる。

 原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修する。「ストライク・ザ・ブラッド」などの山本秀世さんが監督を務め、「メイドインアビス」などの倉田英之さんがシリーズ構成を担当。「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。7月からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送される。

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