「君のいる町」「風夏」などで知られるマンガ家の瀬尾公治さんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「女神のカフェテラス」の第1、2話先行上映会&トークイベントが4月2日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、月島流星役の山根綺さん、鶴河秋水役の鈴代紗弓さん、鳳凰寺紅葉役の瀬戸麻沙美さん、幕澤桜花役の青木瑠璃子さんが登場した。個性的な5人のヒロインが登場するアニメで、トークコーナーでは、声優陣がキャラクターの魅力を語った。
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瀬戸さんは、主人公・粕壁隼について「現役で東大に受かるほど頭はいいんだけど、子供っぽいところもあって、女の子たちは若いけど母性本能が強めだから、隼とドキドキのやり取りがあるのかな?」とコメント。和氣あず未さん演じる小野白菊が、酒に酔うとひょう変する一面があることに触れ、「酔っぱらった時の記憶はなくなったほうがいい時もありますよね」と話した。
山根さんは、自身が演じる流星について「話数が進むごとに人間らしい面が出てきて、彼女の繊細な一面も見えてくるので、最後まで見てほしいです」と魅力を語った。鈴代さんは、秋水について「公式のプロフィルで“アホの娘”と書かれているんですけど、場にいるだけで明るくなるような元気さが突き抜けている女の子です。最年少で周りのお姉さんに助けられつつ、変わる良さと変わらない良さがあると思いました」と話した。
瀬戸さんは、自身が演じる紅葉について「名字から感じるただならぬ家の者感があります。最初はミステリアスなキャラクターで、周りのテンションが高くなっても彼女は乱されないので、隼と秋水の声の圧に驚きつつも、紅葉さんをぶらさずに演じました」と演技のこだわりを語った。青木さんは、桜花について「カフェテラス・ファミリアの制服を作ったりしているんですけれど、隼とはバトルを繰り広げがちです。女の子同士で過ごしていたところに隼くんがやってくるので、急に来たヤツに対する反発があるんですけど、徐々にほぐれていくと思います」と話した。
「女神のカフェテラス」は、東大現役合格の秀才・隼が、けんか別れしていた祖母の訃報を聞いて、3年ぶりに海辺の町の古びた実家カフェテラス・ファミリアに帰り、「おばあちゃんの家族」を名乗る見知らぬ5人の女性と共同生活を送ることになる……というラブコメディー。「週刊少年マガジン」(講談社)で2021年2月に連載をスタートした。
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