解説:「機動戦士ガンダム 水星の魔女」 謎多きガンダム・シュバルゼッテ 誰が搭乗するのか? グエル説も

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンダム・シュバルゼッテのプラモデル「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」
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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンダム・シュバルゼッテのプラモデル「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するとされるガンダム・シュバルゼッテが話題になっている。ガンダム・シュバルゼッテは昨年12月にプラモデル(ガンプラ)がバンダイスピリッツから6月に発売されることが発表されたが、パイロットなどの詳細は不明。“ガンダム”ではあるようだが、誰が搭乗するのか?とさまざまな臆測を呼んでいる。

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 ◇帰還したグエル 「あとは俺が引き継ぐ」

 シュバルゼッテの特徴はリング状のアンテナで、大剣のような大型武装を手にしている。各部がジェターク社のモビルスーツ(MS)のダリルバルデに似ているようにも見え、同社の御曹司のグエル・ジェタークが搭乗するのでは?というファンの声も多い。

 グエルは、アスティカシア高等専門学園のジェターク寮から追放されて野宿をしたり、ボブという偽名で作業員になったり、父のヴィム・ジェタークを殺してしまったり、地球で活動する反スペーシアン組織・フォルドの夜明けの捕虜になったり……といろいろなことがあったが、4月30日放送の第16話「罪過の輪」で、宇宙に帰還した。

 MS戦で負けてしまうシーンが目立つグエルではあるが、そもそもジェターク寮のエースパイロットであり、主人公のスレッタ・マーキュリーが「強い」と認めるほどの実力の持ち主だ。CEOだったヴィムの死などによって、ジェターク社はボロボロになっているようだが、「あとは俺が引き継ぐ」と語ったグエルの今後の動向が注目され、シュバルゼッテで戦う姿も見てみたい。

 ◇無人機説 新商品B(仮)も気になる

 ジェターク社のMSだと仮定すれば、グエルの弟のラウダ・ニール、グエルを尊敬するジェターク寮のフェルシー・ロロが搭乗することも考えられる。ジェターク社のMSではないのであれば、シャディク・ゼネリ、もしくは新キャラクターということもありえる。ガンヴォルヴァのように無人機かもしれない……と妄想が膨らむ。

 詳細が明らかになっていないガンプラとして「新商品B(仮)」が7月に発売されることも発表されている。商品画像なども公開されておらず、どのような機体なのか全く分からないが、こちらも注目される。

 「水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る。」で、多くの企業が宇宙に進出し、巨大な経済圏を構築した時代のA.S.(アド・ステラ)122が舞台となる。モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星から主人公の少女スレッタ・マーキュリーが編入してくる。Season(シーズン)1がMBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で2022年10月~2023年1月に放送された。Season2が“日5”で放送中。

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