鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:ミニ甘露寺蜜璃が可愛すぎる! 葛藤した過去に共感 野島健児、皆川純子が愛あふれる父母に

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第10話「恋柱・甘露寺蜜璃」のカット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第10話「恋柱・甘露寺蜜璃」のカット(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第10話「恋柱・甘露寺蜜璃」が、フジテレビ系で6月11日に放送された。第10話では、恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)の過去が描かれ、甘露寺の父、母が登場した。人気声優の野島健児さんが父、皆川純子さんが母を演じたことも話題になった。

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 第10話では、甘露寺が幼い頃から、常人に比べて筋肉の密度が非常に高い特異体質だったことが明かされた。1歳2カ月の時点で4貫(約15キログラム)もの重さの漬物石を持ち上げ、幼少期には力士に腕相撲で圧勝するほどの怪力を見せた。まだ体が小さく幼い甘露寺の可愛らしい姿にツイッターでは「ミニ蜜璃が可愛すぎる!」と話題になった。

 甘露寺が年齢を重ねるにつれ、自分が周囲の女の子と違うことに気付き、悩み始めるシーンも描かれた。17歳の頃には、見合いが破談。見合い相手には「君と結婚できるのなんて熊かイノシシか牛くらいでしょう」と言われた上、特徴的な髪の色も「子供に遺伝したらと思うとゾッとします」と言われてしまう。

 これをきっかけに甘露寺は髪を黒く染め、大好きだった食べることを我慢し、力の弱い振りをした。結果、「結婚したい」という相手が現れるも、甘露寺は「私は私じゃないふりをするの?」「私のままの私がいられる場所ってこの世にないの?」と葛藤した末、鬼殺隊に入ることになる。甘露寺が悩む姿に「すごく心に刺さる」「甘露寺さんの気持ちが分かる」と共感したファンも多かったようだ。

 「お嫁さんになれるのかな?」と悩む甘露寺を見守る愛情あふれる父母を野島さんと皆川さんが好演し、「すごく懐が深い」「いいご両親」と話題になった。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。

 「刀鍛冶の里編」は、前作「遊郭編」から続くストーリーで、刀鍛冶が集まる刀鍛冶の里での物語が描かれる。最終回となる第11話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」が、フジテレビ系で6月18日午後11時15分から70分の拡大版として放送される。

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