ヤンマー:アニメプロジェクト「未ル」始動 ヤンマーデザイナーがロボットをデザイン

ヤンマーホールディングスのアニメプロジェクト「未ル」のビジュアル
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ヤンマーホールディングスのアニメプロジェクト「未ル」のビジュアル

 農業機械を製造・販売するヤンマーホールディングスが手がけるオリジナルアニメプロジェクトが本格始動することが分かった。オリジナルアニメのタイトルは「未ル(ミル)」で、ヤンマーが制作、プロデュースする。同社のデザイナーが原案を担当したロボットが登場する。

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 アニメのテーマは「人と自然の対峙(たいじ)と調和」。主人公が未来を変えるべく、仲間たちと力を合わせ、ロボットと関わりながら成長する姿が描かれる。ヤンマーの農業機械や建設機械をはじめ、各種グラフィックなどのデザインを担当する同社のデザイン室がロボットデザインの原案を担当した。ロボットは「人のためにある」というコンセプトで、人に寄り添う有機的なフォルム、力強く機能的なアタッチメントを両立させたデザインになるという。

 米ロサンゼルスで7月1~4日に開催されるアニメイベント「Anime Expo 2023」に出展する。

 ◇ヤンマーホールディングス取締役ブランド部長の長屋明浩さんのコメント

 アニメは作品として没入できるストーリー・世界観でありながら、ヤンマーが描く未来とも重なり合わせることができるメディアです。人と機械の関わり合い、人と自然との共生、そして主人公が自分の可能性を信じてチャレンジし成長していくストーリーは、ヤンマーの価値観である「HANASAKA」や、原動力となる「ワクワク」と根底で共通していくものです。フィクションであるアニメの世界と、我々が存在する現実世界が、お互いに影響を及ぼしながら一つの世界観を作っていく。そんな挑戦を日本が誇るアニメで実現したいと考えています。当社の「ワクワク」が起点となりアニメを見た皆さんに共感が生まれ、より豊かな社会の実現に向けた力強い一歩のきっかけになることができればうれしく思います。

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