ブルバスター：“経済的に正しいロボットヒーロー”　実写映像公開　北九州市で緊急事態発生

　映像監督の中尾浩之さんが企画、原作を手掛け、マンガ家の窪之内英策さんがキャラクター原案を担当したロボットヒーロープロジェクト「ブルバスター」の特別映像「BULLBUSTER -KEEP YOU SAFE-」がYouTubeで公開された。“経済的に正しいロボットヒーロー”を描くプロジェクトで、舞台となる北九州市とコラボ。映像では、同市で緊急事態が発生し、人々の暮らしを守る対獣装甲機・ブルバスターが出動する実写を交えた映像となっている。

　「ブルバスター」は、若き技術者・沖野鉄郎が、自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを携え、害獣駆除会社の波止工業に出向する。同社では巨獣と名付けられた謎の生物の退治を専門としているが、万年金欠の零細企業で、ロボットの燃料費、パイロットの人件費、弾1発の無駄さえ許されず、巨獣を退治するという理想とコストという現実の間で揺れ動くことになる。KADOKAWAから小説が刊行されている。

　テレビアニメが2023年に放送される。「バケモノの子」に参加した青木弘安さんが監督を務め、NUTが制作する。千葉翔也さんがパイロット兼インストラクターの沖野鉄郎、瀬戸麻沙美さんがパイロットの二階堂アル美を演じるほか、声優として三木眞一郎さん、高田憂希さん、魚建さん、楠大典さんが出演する。