ブルバスター:“経済的に正しいロボットヒーロー”テレビアニメ化 窪之内英策がキャラ原案 2023年放送

「ブルバスター」のビジュアル(C)P.I.C.S.・KADOKAWA刊/波止工業動画制作部
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「ブルバスター」のビジュアル(C)P.I.C.S.・KADOKAWA刊/波止工業動画制作部

 映像監督の中尾浩之さんが企画、原作を手掛け、マンガ家の窪之内英策さんがキャラクター原案を担当したロボットヒーロープロジェクト「ブルバスター」がテレビアニメ化され、2023年に放送されることが分かった。「バケモノの子」に参加した青木弘安さんが監督を務め、NUTが制作する。千葉翔也さんがパイロット兼インストラクターの沖野鉄郎、瀬戸麻沙美さんがパイロットの二階堂アル美を演じるほか、声優として三木眞一郎さん、高田憂希さん、魚建さん、楠大典さんが出演する。

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 「ブルバスター」は“経済的に正しいロボットヒーロー”を描く。若き技術者・沖野鉄郎が、自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを携え、害獣駆除会社の波止工業に出向。同社では巨獣と名付けられた謎の生物の退治を専門としているが、万年金欠の零細企業で、ロボットの燃料費、パイロットの人件費、弾1発の無駄さえ許されず、巨獣を退治するという理想とコストという現実の間で揺れ動くことになる。KADOKAWAから小説が刊行されている。

 中尾さんは「ついにブルバスターが動きます! キャラクターたちに命が吹き込まれ、アニメになって世界に羽ばたこうとしています。興奮を早く皆さんと共有したい。巨獣と戦う普通の人々の奮戦記。今こそ観ていただきたいリアルな物語です。ぜひお楽しみに!」とコメント。

 窪之内さんは「テレビアニメ化おめでとうございます。内容が零細企業を舞台にした経済的ロボットものということで、美男美女ばかりでない、クセのあるオッサンを描けることに小躍りしました。クセのあるオッサンがアニメでどんなふうに活躍するか、オンエアが楽しみです」と話している。

 青木監督は「コミカルなお話の中にも、働く人の悲哀や悩みに共感し、諦めない姿に勇気づけられ……自分が原作小説を手にしたときに感じた印象を、なるべくストレートに皆様にお届けできるよう頑張ります」と意気込んでいる。

 波止工業の社員、社長の田島鋼二の姿が描かれたティザービジュアルが公開されたほか、物語の舞台である北九州市とコラボすることも発表された。

 ◇スタッフ(敬称略)

 企画・原作:中尾浩之・P.I.C.S▽キャラクター原案:窪之内英策▽監督・シリーズ構成:青木弘安▽キャラクターデザイン・総作画監督:片桐貴悠▽メカニックデザイン:出雲重機▽アニメーション制作:NUT

 ◇キャスト(敬称略)

 沖野鉄郎:千葉翔也▽二階堂アル美:瀬戸麻沙美▽田島鋼二:三木眞一郎▽白金みゆき:高田憂希▽片岡金太郎:魚建▽武藤銀之助:楠大典


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