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注目映画紹介:「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章」実写化第1弾

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(C)2014「THE NEXT GENERATION パトレイバー」製作委員会

 「機動警察パトレイバー」シリーズの実写化プロジェクトの第1弾となる「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章」が5日に公開された。「パトレイバー」は、歩行式の作業機械・レイバーが実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両2課中隊(特車2課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描いたSF作品。今作では登場人物が特車2課の“3代目”という設定で、2013年の東京を舞台に物語が展開する。同作の劇場版アニメなどを手がけた押井守さんが全7章のシリーズと長編作品の総監督、脚本を担当し、真野恵里菜さんや福士誠治さん、太田莉菜さん、筧利夫さんらが出演する。シリーズ12話を劇場用に全7章として構成した作品がイベント上映されるほか、長編が2015年のゴールデンウイークに劇場公開される予定だ。

 国家プロジェクト“バビロンプロジェクト”が一段落した2013年の東京では、長期的不況で手間と費用のかかるレイバーはお払い箱となり、特車2課第一小隊は解散。第二小隊はレイバー運用経験の継続という名目でかろうじて存続していた。出番のない特車二課配備のレイバー「98式イングラム」だったが、「栄光の初代」「無個性の二代目」「無能の三代目」に引き継がれていった。ある日、久しぶりに出動要請が下ったパトレイバーは、工業用レイバー「クラタス2000」を相手に戦いを挑むが……という展開。

 実写化にあたり、全長約8メートルの実物大98式イングラムが制作されたことや、実写版シバシゲオ役をアニメ版で声優を務めていた千葉繁さんが演じるなど、公開前から話題を集めていた。そこかしこにアニメ版のパトレイバーの世界があふれており、キャスティングも絶妙で、真野さんの立ち姿だけでも絵になるが、筧さんや福士さんらが演じる登場人物たちの掛け合いや表情、仕草などが生き生きとしており、世界観を実写で見事に再現。実物大98式イングラムやサイズ感を合わせた特車2課のハンガーも効果的で、実写ならではの味わいも存分に楽しめる。全7章と長編に続いていく実写化プロジェクトの第1章なだけに、人物紹介や設定の説明など“顔見せ”的な印象は否めないが、ここから続くストーリーに大いに期待が持てる仕上がりだ。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で2週間限定で公開中。(遠藤政樹/フリーライター)

 <プロフィル>

 えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。

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