フジテレビで、朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)のレギュラーを務める原田葵アナウンサー。昨年8月にアイドルグループ「櫻坂46」を卒業、芸能活動を終了して今年4月に同局に入社した。入社2カ月で「めざましテレビ」史上最速デビューを果たした原田アナに現在の思いや、今後の目標などを聞いた。
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「めざましテレビ」でフィールドキャスター、ティーンのトレンドや視聴者の疑問などを調べる人気コーナー「ココ調」(月曜日)を担当している原田アナ。「今、とても充実しています!」と顔をほころばせる。
「昔から人の話を聞くのが大好きなので、今『めざましテレビ』でさまざまな人や場所に取材に行けるのはうれしいです。これからはエンタメ、スポーツと、さまざま取材に行きたいです。リポートを任せてもらえるよう頑張りたいです!」と意気込む。
不規則な生活が必要な時もあるアナウンサー職。入社して2カ月でその大変さを実感しているのではないかと尋ねると、「体力的に大変だよ、と聞いていましたが、その点は大丈夫なんです」と笑う。
「7年間アイドル活動をしていたとき、通っていたのは芸能コースのある学校ではなかったのでとても大変だったのですが、おかげでちょっとやそっとの無理はできる体質になってしまい……(笑い)。でも発声の先生に『寝ないと良い声が出ない』と言われているので、寝られるときはしっかり寝るよう心掛けています」
もともと出演者側だったからこその“強み”もある。
「音楽やバラエティー番組に出演していたとき、共演のアナウンサーが笑顔でいてくださると、不安な気持ちもすごく和らいだことがありました。アイドルとして出演者側に立っていたからこそ、出演者側の不安などにもちゃんと気づけるアナウンサーでありたい。そして出演者と制作サイドの架け橋になれるような存在になりたいです」
「元櫻坂46」「めざましテレビ史上最速デビュー」と経歴が注目されることも多いからこそ「努力するのは一生だと思いますが、今は特に一生懸命やらなければいけない期間だと思います」と力を込める。
厳しい意見も「それを言っていただけるのはありがたいです」といい、「自分はどういった姿を見せていけばいいのか模索しながら頑張っていきたいです」と話した。
かつての仲間たちの活躍にも刺激を受けている。
「この前、(欅坂46で同期だった)長濱ねるちゃんと『ねる、取材行ってきます』で会ったのですが、実はそれがアナウンサーになってからの初の番組収録でした。とてもうれしかったですし、ねるちゃんの活躍に、私も頑張ろうって思いました。部活や学校の同級生の活躍に刺激を受けている感覚です。卒業した人たち、現役のメンバーたちといつかまた共演できるよう、これからももっともっと頑張っていきたいです!」
新人アナとして奮闘する日々だが、休日は「車が好きなのでドライブしたりもするのですが、ほぼ旅行に行くか、家にいるかの“2択”です」と息抜きも。
「家では(先輩アナの)三宅(正治)さんに教えてもらった『山田くんとLv.999の恋をする』などのアニメを見ています。忙しい中『いつこれだけ見ているんだろう?』と思うぐらい、たくさんアニメをチェックしているので、オススメを教えてもらっています」と、めざましファミリーとの絆も深まっているようだ。