特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)のメインキャストが8月9日に発表され、主人公のライバル・黒鋼スパナ役で藤林泰也(やすなり)さんが出演することが分かった。
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藤林さんは1999年2月20日生まれの24歳。2018年に行われた「第31回ジュノンスーパーボーイコンテスト」のファイナリストで、俳優として活動している。
会見では「戦隊と仮面ライダーは何回も何回もオーディションを受けてきたのですが、なかなかご縁がなかった。今回スパナという役でこの作品に携われることを改めて考えると、諦めなくて良かったな」といい、「何回も諦めそうになったときに、助けてくれた親や友達に、孝行というか、少しでも恩返しできたのかな」と感慨深げに語った。
母に出演を伝えたときは「最初信じてくれなくて(笑い)。何時間かたった後に実感が湧いてきたのか泣きながら電話をくれて……」と明かし、「まだ電話をする度に泣いてくれます。(放送が始まったら)泣きすぎて顔がずっとパンパンになっちゃうんじゃないか」と話した。
スパナは「錬金アカデミー」の卒業生であり、世に放たれた人工生命体「ケミー」回収のために、上部組織から派遣されてきた超A級の錬金術師。クールでキザなエリートであり、主人公の一ノ瀬宝太郎(本島純政さん)とはケミー回収を巡るライバルとなる。戦闘時は自身で作り上げた強化スーツ「ヴァルバラド」を装着する。
藤林さんは「黒鋼スパナという役は、宝太郎とは対極でクールな人物。自由な宝太郎と出会って、どう感化されていくのか、どう成長していくのか、楽しみに見ていただけたら」とアピールした。
「仮面ライダーガッチャード」は、令和5作目の仮面ライダー作品で、モチーフは「カードと錬金術」。世に放たれた101体のケミーを回収する使命を与えられた高校2年生・宝太郎と、「錬金アカデミー」の生徒たち、錬金術を悪用する謎の集団「冥黒の三姉妹」のケミーを巡るバトルを描く。9月3日スタート。
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