藤子・F・不二雄:「未来の想い出」新装版コミックスが12月1日発売

藤子・F・不二雄さんの中編マンガ「未来の想い出」のカット(C)藤子プロ・小学館
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藤子・F・不二雄さんの中編マンガ「未来の想い出」のカット(C)藤子プロ・小学館

 藤子・F・不二雄さんのマンガ「SF短編」シリーズ全111作を全10巻に再編集した愛蔵版コミックス「藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス」(小学館)の第6、10巻が8月30日に発売された。同シリーズは、NHKのドラマ「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シリーズの放送開始に合わせて4月から発売され話題となり、度重なる重版で、累計発行部数が25万部を突破するなど人気を集めている。同シリーズの好評を受け、藤子さんの中編マンガ「未来の想い出」が同シリーズに近い体裁で再編集され、新装版コミックスとして12月1日に発売されることが分かった。12月1日は藤子さんの誕生日。

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 「未来の想い出」は、1991年に「ビッグコミック」(同)で連載された中編。「ドラえもん」を除くと藤子さんの最後の連作となった。かつて大ヒットを飛ばしたものの、現在は鳴かず飛ばずのマンガ家・納戸理人(なんど・りひと)が、タイムリープし、人生をやり直す姿が描かれた。

 1992年には森田芳光監督により映画化され、藤子さんも占い師役として出演した。

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