1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（8月26日～9月1日）は、アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんが、10月期のTBS系「日曜劇場」枠（日曜午後9時）で放送される連続ドラマ「下剋上球児」に出演する話題、相葉雅紀さんが、10月から放送される連続ドラマ「今日からヒットマン」（テレビ朝日系、金曜午後11時15分）の主演を務めることが話題になった。前後編で取り上げる。

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　相葉雅紀さんが、10月から放送される連続ドラマ「今日からヒットマン」の主演を務めることが8月26日、明らかになった。相葉さんが連ドラで主演するのは、「和田家の男たち」（2021年、テレビ朝日系）以来、約2年ぶり。2005〜2015年に「週刊漫画ゴラク」（日本文芸社）で連載された、むとうひろしさんの同名マンガが原作。妻に頭の上がらない平凡なサラリーマンの稲葉十吉（相葉さん）は、ある日「二丁」と呼ばれるすご腕ヒットマンと出会ってしまう。二丁は突然、標的を殺して自分の恋人を助けろと十吉に命令し、恋人が助からなかった時は、十吉と家族を皆殺しにすると言い出す。状況が飲み込めないまま十吉はヒットマンとなって……と展開する。

　人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さん主演で10月10日から放送される連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」（テレビ朝日系、火曜午後9時）の第6シリーズに、人気グループ「Travis Japan」の松倉海斗さんら56人がゲスト出演することが26日、明らかになった。発表された出演者にはシンガー・ソングライターで俳優の泉谷しげるさん、黒木瞳さん、松本まりかさん、寺島進さん、中村梅雀さん、ヒロシさん、前回第5シリーズで家政婦を演じた山本舞香さんらが含まれる。「家政夫のミタゾノ」は松岡さん演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫（通称ミタゾノさん）が、派遣された家庭や家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”をスッキリと落としていくヒューマンドラマ。今回発表された出演者の役どころは明かされていない。

　「乃木坂46」の山下美月さんが、10月期のTBS系「日曜劇場」枠で放送される連続ドラマ「下剋上球児」に出演することが27日、分かった。山下さんは日曜劇場に初出演。ドラマは鈴木亮平さん主演で、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く“ドリームヒューマンエンターテインメント”。32歳で大学に再入学し、高校教師になった主人公・南雲脩司（鈴木さん）が弱小野球部の顧問になり、生活が一変して……と展開する。スポーツライター菊地高弘さんのノンフィクション「下剋上球児」（カンゼン）が原案となる。山下さんは、南雲が顧問を務める「越山高校野球部」の根室知廣（ねむろ・ちひろ）の姉、根室柚希（ねむろ・ゆずき）を演じる。

　元宝塚歌劇団花組のトップスターの明日海りおさん、お笑いコンビ「コットン」のきょんさんの出演も発表された。明日海さんは昨年1月期「DCU」以来の日曜劇場で、越山高校野球部に入部する犬塚翔の母、犬塚杏奈を演じる。きょんさんは今作が地上波の連ドラ初出演で、越山高校の生徒が利用するコンビニの名物店員の青沼健太を演じる。

　俳優の小池栄子さんが主演を務める、日本テレビ系10月期の連続ドラマ「コタツがない家」（水曜午後10時）に、小池さんが演じる万里江が養うハメになる“深堀家の3人のダメ男”として、吉岡秀隆さん、ジャニーズJr.の人気グループ「HiHi Jets」の作間龍斗さん、小林薫さんが出演することが27日、分かった。ドラマは、小池さんも出演していた2019年の連ドラ「俺の話は長い」（同局系）のスタッフによる笑って泣けるホームコメディー。脚本も「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した金子茂樹さんが手がける。小池さんが演じるのは、やり手のウエディングプランナーにして会社社長の深堀万里江。仕事はできるが、3人のダメ男とのてんやわんやな日々の中での、小さな幸せを描くストーリーとなる。

　よしながふみさんの人気マンガを実写化したNHKの「ドラマ10『大奥』」（総合、火曜午後10時）のシーズン2の放送開始日が、10月3日に決まったことが29日、明らかになった。歌手のAimer（エメ）さんが、主題歌を担当することも併せて発表された。主題歌のタイトルは「白色蜉蝣（シロイロカゲロウ）」。Aimerさんは「『大奥 Season2』主題歌を担当するということ、とても光栄に思います」とコメントした。

　俳優の福本莉子さんが、10月から始まるフジテレビ系“月9”ドラマ「ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～」（月曜午後9時）にレギュラー出演することが29日、分かった。二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんのトリプル主演作で、福本さんが月9ドラマに出演するのは「コンフィデンスマンJP」（同局系、2018年）の第8話にゲスト出演して以来2度目。フジテレビのゴールデン・プライム（GP）帯連ドラのレギュラー出演は初めて。ドラマは、クリスマスイブの1日の出来事を、1クールのスパンで描く。福本さんは「横浜テレビ」の新人記者、立葵査子（たちあおい・さこ）を演じる。