俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」（月～土曜午前8時ほか）の第3回が10月4日に放送された。ヒロイン鈴子（澤井梨丘さん）の弟、六郎を演じる又野暁仁君に視聴者が注目した。

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　又野君は2013年2月生まれの10歳。これまで「スカーレット」（2019年後期）、「おちょやん」（2020年後期）、「カムカムエヴリバディ」（2021年後期）、「舞いあがれ！」（2022年後期）とNHK大阪制作の朝ドラに5作連続で出演。

　「スカーレット」では、ヒロイン喜美子（戸田恵梨香さん）の息子・川原武志の子供時代、「おちょやん」ではヒロインの友人・洋子（阿部純子さん）の息子の若崎進太郎、「カムカム」では「なあなあ、お兄ちゃんとお姉ちゃんアベックなん？」と、るい（深津絵里さん）と錠一郎（オダギリジョーさん）に話しかける野球少年、「舞いあがれ！」ではヒロイン舞（福原遥さん）の祖母・祥子（高畑淳子さん）が住む五島に移住体験でやってきた星が好きな少年、朝陽として登場している。

　「ブギウギ」では、鈴子の3歳下の弟で、ちょっとぼーっとしたところがあるマイペースな六郎を演じている。拾ってきた亀をペットにしているユニークなキャラクターで、第3回では、小学校卒業後の進路に悩む鈴子の前で「わい、カメ博士になる！」と宣言する一幕もあった。

　また、鈴子が同級生の松岡（湯田大夢さん）のことが好きだと勘違いした男子たちにからかわれる場面では、六郎が「松岡くんのこと好きなんはな、姉やんやなくてタイ子ちゃん（清水胡桃さん）なんやで」とばらしてしまう。慌てた鈴子から「あほ、何言うてんや」と注意された六郎は「せやかてホンマやろ？　なあ？」と一言。その後、松岡に告白したタイ子に「胸がチクゥ～したで」と伝え、愛らしい笑顔を浮かべた。

　SNSでは「又野くんは毎回ええ仕事してはるなあ」「大阪制作5作連続出演の大ベテランは風格が違うな。可愛すぎてのたうち回るわ 」「舞いあがれの朝陽くんだったのね」「ちび武志！」「スカーレットから追ってる民としては元気で可愛い姿が見れるのうれしい」といった声が上がった。