ONE PIECE FILM RED:アンコール上映で動員ランキング1位 12万人動員 興収1.6億円

「ONE PIECE FILM RED」のビジュアル(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」のビジュアル(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)のアンコール上映が10月20日から実施され、20~22日の3日間で観客動員数が約12万人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で1位を獲得したことが分かった。興行収入は、3日間で約1億6000万円を記録した。同作は、2022年8月6日から今年1月29日まで177日間にわたりロングラン上映され、興行収入が約197億円、観客動員数が約1427万人を記録するなど大ヒットした。アンコール上映を含めると、興行収入が198億7000万円、観客動員数が1440万人を突破した。

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 「ONE PIECE FILM RED」は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。名塚佳織さんがウタの声優を務め、歌手のAdoさんがウタの歌唱を担当した。

 2012年に公開され、最終興行収入約68億7000万円を記録した「ONE PIECE FILM Z」(長峯達也監督)を超え、「ONE PIECE」の劇場版シリーズ最高記録を更新。1990年に公開され、興行収入約92億円を記録した映画「天と地と」(角川春樹監督)の記録も超え、東映の最高記録を塗り替えた。同作の大ヒットもあり、東映の2022年の年間興行収入が過去最高の約325億6366万円を記録したことも話題になった。これまで最高だった2009年の約179億8025万円を大幅に更新した。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。日本国内のコミックス累計発行部数は4億1000万部以上で、全世界の累計発行部数は5億1000万部以上。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には第1000話に到達した。ハリウッド実写ドラマシリーズがNetflixで配信中。

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