海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第33回が11月15日に放送された。松永(新納慎也さん)に告白するも振られたスズ子(趣里さん)が、レコード会社に顔を出すと、移籍しようとしたことを責められ、怒鳴られてしまう。そこに茨田りつ子(菊地凛子さん)がやってきて、スズ子に掛けた言葉に視聴者から称賛の声が上がった。
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同回では、スズ子が日宝から引き抜きを受けているという話が梅丸にも伝わり、辛島部長(安井順平さん)がスズ子の元へとやってくる。辛島はこれ以上、日宝に話を進められないようにするためにスズ子をしばらく軟禁すると言うが、スズ子は辛島の目を盗んで抜け出し、松永に会いに行く。
松永に引き抜きの件が梅丸にバレてしまったと告げたスズ子は、「梅丸にも日宝にも顔向けできない」といい、松永に一緒に逃げてほしいと駆け落ちを提案する。「松永さんのことが大好きなんです」と告白するスズ子に、松永は「ごめんよ。僕はアメリカに愛する人を残してきている」と伝え、スズ子の気持ちに応えられないと告げた。
傷心のスズ子がレコード会社に顔を出すと、佐原(夙川アトムさん)から「君には(日宝か梅丸か)どっちに行くか選ぶ権利なんてないんだよ。問答無用に君は梅丸の人間なんだ」と責められ、おいおいと泣くスズ子に「泣くな。女だからって泣けば許されると思ったら大間違いだ」と怒鳴られる。
すると、りつ子が部屋に入ってきて、「ちょっと売れたからって何様のつもりなんだ」とスズ子をさらに責める佐原に「女王様だなんておだてていたじゃない」とくぎを刺した。そして、「どうするか選ぶ権利はこの子にあるんじゃないかしら。この子がどこでどうしたいかなんて、この子にしか決められないんだから」といい、「ま、でも何も考えちゃいないでしょうけど。浮かれて自分が見えなくなってるんじゃない?」と告げる。それを聞いてスズ子ははっと我に返ったような顔をしていた。
りつ子の言葉に、SNSでは「超かっけええ」「いつもは言い方にトゲがあるけど、今日の言葉はカッコ良かった」「りつ子さんに泣かされた」「じわじわくる」「ズバリ核心を突くよね」「スズ子を人として尊重し対等に扱っているのは、羽鳥先生(草なぎ剛さん)と茨田りつ子様だけなのかもしれない」「大和さんと違うタイプの頼れる先輩なのでは」といった声が上がった。
また、松永に振られたスズ子が夜道を歩く場面で、りつ子が歌う「別れのブルース」が流れ、「いや~ん茨田りつ子様のファンになっちゃう」などと歌に対する反響もあった。
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