魔女と野獣:テレビアニメ追加キャスト発表 日笠陽子が魔女イオーネに 芝崎典子、皆川純子、寺島拓篤、早見沙織も

「魔女と野獣」のキービジュアル(C)佐竹幸典・講談社/「魔女と野獣」製作委員会
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「魔女と野獣」のキービジュアル(C)佐竹幸典・講談社/「魔女と野獣」製作委員会

 「月刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の佐竹幸典さんのマンガが原作のテレビアニメ「魔女と野獣」の追加キャストが発表され、日笠陽子さんが第1話に登場する魔女イオーネを演じることが分かった。芝崎典子さん、皆川純子さん、木内秀信さん、高坂篤志さん、寺島拓篤さん、早見沙織さん、逢坂良太さん、郷田ほずみさん、佐々木望さんが出演することも発表された。メインキャラクターの少女ギドと、魔術師のアシャフを描いたキービジュアルも公開された。

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 日笠さんは「第1話という大事な導入の話数に登場する魔女イオーネを演じます、日笠陽子です。魔女と人、それぞれの正義と大義、復讐(ふくしゅう)。ほの暗さをまとった空気感が合わさり、魔力のような何とも言えぬパワーを持ったこの作品。後味の悪さがザラザラと残るので、見ていてさまざまな感情が生まれてくると思います。誰に感情移入するのかで、かなり作品の見え方が変わりそうです。ぜひギドたちの旅路を見守ってください」とコメントを寄せている。

 マリー役の芝崎さんは「ダークでミステリアスな世界観と爽快なバトルシーンに、気がつくと引き込まれていること間違いなしの作品です。私が演じさせていただいたマリーは、街の英雄である魔女のイオーネを敬愛している、弟子の少女です。突然現れたギドとアシャフは何者なのか? この世界における魔女とは? 放送をどうぞお楽しみに!」と呼びかけた。

 キーラ・ヘインス役の皆川さんは「出演させていただいた話は終始重い展開でしたが、ダークなだけでなく、どこか『美しさ』も感じるような不思議な感覚でした。あっという間にこの世界に連れていかれるような、強い引力を感じずにはいられません。皆さんにもこの感覚を味わっていただきたい。放送を皆さんと一緒に楽しみに待ちたいと思います。楽しみです!」と話している。

 ロラン役の寺島さんは「原作を拝見して、暗鬱とした重厚感のある雰囲気に一瞬で引き込まれました。作品の魅力をアニメという形でも発揮できるよう、一出演者として精いっぱい演じさせていただきました。皆様と一緒に完成を楽しみにしています。ぜひご覧ください」とコメント。

 ファノーラ・クリストフル役の早見さんは「黙って立っているだけで独特の存在感を放つファノーラさん。アフレコの際も、クールで余裕があり、普通の人とはどこか違う雰囲気を意識しました。個人的には、ヨハンとのちゃめっけあふれるやりとりが楽しかったです。2人のコンビネーションにもご注目ください。放送をお楽しみに」と話している。

 「魔女と野獣」は、魔女を憎むギドが、呪いを解くために、魔術師アシャフと共に魔女を追う姿を描いたダークファンタジー。2016年に「ヤングマガジンサード」(同)で連載をスタートした。コミックスの累計発行部数は60万部以上。

 アニメは、浜名孝行さんが監督を務め、横浜アニメーションラボが制作する。2024年1月からTBS、BS11で放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:浜名孝行▽シリーズ構成:百瀬祐一郎▽キャラクターデザイン:飯島弘也▽サブキャラクターデザイン:津島桂▽プロップ設定:松田未来▽美術監督:栫ヒロツグ(鹿児島ラメカヒリム)▽編集:長谷川舞(editz)▽撮影監督:内田奈津美(アニモキャラメル)▽色彩設計:王姫淑(マルアニメーション)▽3D監督:五島卓二(トライスラッシュ)▽2Dワークス:矢崎宏幸▽美術設定:山口大悟郎(鹿児島ラメカヒリム)、三浦智(鹿児島ラメカヒリム)▽音響監督:平光琢也▽音楽:中村巴奈重、田渕夏海▽音楽制作:日音▽音響制作:ダックスプロダクション▽アニメーション制作:横浜アニメーションラボ

 ◇キャスト(敬称略)

 ギド:大地葉▽アシャフ:森川智之▽イオーネ:日笠陽子▽マリー:芝崎典子▽キーラ・ヘインス:皆川純子▽ルーベン・コール:木内秀信▽シュルク:高坂篤志▽ロラン:寺島拓篤▽ファノーラ・クリストフル:早見沙織▽ヨハン:逢坂良太▽ジェフ・エンカー:郷田ほずみ▽死霊魔術師:佐々木望

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