ブギウギ:梅吉が早くも“ダメ父”化 屋台で毎晩泥酔「つらいよね」 「おちょやん」のテルヲを思い出す声も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第41回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第41回の一場面 (C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第41回が11月27日に放送され、スズ子(趣里さん)と東京で一緒に暮らし始めて1年たった梅吉(柳葉敏郎さん)が泥酔している場面があり、“ダメ父”と視聴者の間で話題になった。

あなたにオススメ

 梅吉は東京へ来た当初、「ここは花の東京やぞ。今度こそ映画でひと花咲かせたる」と映画の脚本の執筆に精を出し、「もう、かっこ悪いお父ちゃんは卒業や」と息巻いていた。だが、1年たったら、朝っぱらから酒に酔い、下宿の玄関先に倒れ込み、スズ子はもちろん、チズ(ふせえりさん)や吾郎(隈本晃俊さん)にも迷惑をかける始末。

 日が暮れるのを待ち、伝蔵(坂田聡さん)の屋台に飲みに出るだけの日々を送る梅吉。屋台で酔っ払ってくだを巻く梅吉に、伝蔵は「やもめになっちまって寂しいのは仕方がねえ」と自分も女房を逃げられたときのことを引き合いに出して共感しつつ、だらしのない飲み方を注意する。

 だが梅吉は、「お母ちゃん、お母ちゃん言うてまるで子供やないか。泣いてもわめいても嫁はんは帰ってけえへんど」と伝蔵に言い、「あかん、あかん。お前としゃべっとったら女々しいんがうつる」と帰ろうとすると、路上にひっくり返り、夜空を見つめていた。

 ツヤ(水川あさみさん)が亡くなってどうしようもない寂しさを抱える梅吉の姿に、「最愛の奥さんを亡くして、慣れた住む場所も離れて、知り合いもいないし、つらいよね」「梅吉さんの気持ちも分かりますよね……」「いかにツヤさんが梅吉さんを人の形にさせてくれたのか、がわかる。ゲル状やないか今」と同情の声が上がった。

 また、「朝ドラのダメ父率の高さよ……」と朝ドラにこれまで登場したダメ父を思い出した視聴者も多く、2020年後期の朝ドラ「おちょやん」に出てきたテルヲ(トータス松本さん)と比較して、「テルヲ化、順調です」「スズ子の名前で借金つくるくらいじゃないとまだテルヲには及ばないな」「テルヲよりはましと思えるからテルヲはほんとやばかったんだなと改めて」といったコメントも続々と上がった。

- 広告 -

テレビ 最新記事