故・藤子・F・不二雄さんの人気マンガ「ドラえもん」（小学館）に登場するドラミのエピソードを収録したコミックス「ドラミちゃん」が12月1日に発売される。小学館のてんとう虫コミックスから丸ごと一冊ドラミのコミックスが発売されるのは初めて。12月1日で藤子さんが生誕90周年を迎え、1973年のドラミ初登場から50周年を記念して「ドラミちゃん」が発売されることになった。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　ドラミが「ドラえもん」に初登場したのは、マンガ誌「小学五年生」（同）1973年4月号だった。ドラえもんの妹として、その後、断続的に「ドラえもん」に登場し、劇場版アニメの原作である「大長編ドラえもん」シリーズにも登場してきた。ひみつ道具のどこでもドアを「ドラえもん」で初めて登場させたのもドラミだった。

　コミックス「ドラミちゃん」は、初登場回である「ハイキングに出かけよう」をはじめ、厳選17エピソードを掲載する。ドラミの秘密に迫る「ドラミちゃん大事典」、コミックス初収録を含むカラーイラスト集「ドラミちゃんイラストアルバム」も掲載。巻末には1979年に藤子さんが描いた「ドラミちゃん設定画」がカラーピンナップ形式でコミックス初収録される。コミックスのカバーの裏面や、カバー下の本体表紙にもドラミの秘密が隠されている。初版限定でドラミの名場面をデザインしたシール「ドラミちゃん大かつやくシール」が封入される。

　12月1日には、「ドラえもん」のコミックスシリーズ「ドラえもん プラス」の約9年ぶりの新刊となる第7巻も同時発売される。