火狩りの王:第2シーズン CoccoがOPで初のアニメ主題歌 EDは坂本真綾が続投

「火狩りの王」第2シーズンのオープニングテーマを担当するCoccoさん(左)とエンディングテーマを担当する坂本真綾さん(C)日向理恵子・ほるぷ出版/WOWOW
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「火狩りの王」第2シーズンのオープニングテーマを担当するCoccoさん(左)とエンディングテーマを担当する坂本真綾さん(C)日向理恵子・ほるぷ出版/WOWOW

 日向理恵子さんの長編ファンタジー小説シリーズが原作のテレビアニメ「火狩りの王」の第2シーズンで、シンガー・ソングライターのCoccoさんがオープニングテーマ(OP)「飛花落花(ひからっか)」を担当することが分かった。Coccoさんがアニメの主題歌を担当するのは初めて。同作に明楽役として出演している坂本真綾さんがエンディングテーマ(ED)「抱きしめて」を担当することも発表された。坂本さんは第1シーズンでED「まだ遠くにいる」を担当しており、第2シーズンでも引き続きEDを担当することになった。OP、EDを使用した第2弾PVがYouTubeで公開された。

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 Coccoさんは「『飛花落花』という楽曲は、風に舞い散る桜吹雪をイメージして書き下ろしました。物語の中でも現実の世界でも、移ろい、繰り返し、打ちのめされ、立ち上がり、そしてまた生きようと踏み出さずにいられない、生きとし生けるものたちの性(さが)のようなものを、音で表現し歌に込めました。この歌が、アニメを制作し世に発信する方々と、またそれをご覧になる視聴者の皆様との間をつなぐ、やさしく力強い灯火(ともしび)になってくれることを願っています」とコメントを寄せている。

 坂本さんは「第1シーズンのエンディングテーマ『まだ遠くにいる』は登場人物たちを鼓舞するような力強い曲でしたが、今回は雰囲気がガラッと変わりとても穏やかな曲になっています。大きな敵に立ち向かい旅をしている彼らに、大丈夫だよ、未来はきっと良いものになるはずだよとあたたかい毛布でくるんであげるような音楽です。現実の世界でも今まさに争いの炎におびえながら眠れずに過ごす子供たちがたくさんいます。未来ある命をぎゅっと抱きしめてあげたいという気持ち、どんな状況でも希望を捨てずに抱きしめていてほしいという願いを込めて作っています。大江千里さんが優しい曲を書き下ろしてくださいました」と話している。

 「火狩りの王」は、“火”をテーマにしたファンタジー。人類最終戦争後の世界を舞台に、子供たちが多くの困難に直面しながらも懸命に生きる姿を描く。アニメは「SAMURAI DEEPER KYO」「今日からマ王!」などの西村純二さんが監督を務め、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー」などの押井守さんが構成・脚本を担当する。第1シーズンが1~3月にWOWOWプライムで放送された。

 第2シーズンは、2024年1月14日午後11時からWOWOWプライムで放送される。WOWOWオンデマンドでも配信される。第1話は無料放送。

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