岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」が原作の実写ドラマ「寄生獣 -ザ・グレイ-」が、Netflixで4月5日から配信されることが分かった。正体不明の寄生生物に寄生された主人公のチョン・スインの姿を収めたビジュアルも公開された。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
実写ドラマは韓国が舞台で、ゾンビ映画「新感染」シリーズなどのヨン・サンホさんが監督を務める。人間を宿主にして勢力を拡大しようともくろむ謎の寄生生物(パラサイト)が韓国に襲来し、特殊部隊「ザ・グレイ」とパラサイトとの衝突が始まる中、なぜかパラサイトのハイジと共生することになった主人公のチョン・スインの物語が描かれる。俳優のチョン・ソニさんがチョン・スインを演じるほか、ク・ギョファンさんが消えた妹を探すためにパラサイトを追いかけるソル・ガンウ役、イ・ジョンヒョンさんがザ・グレイのチーム長としてパラサイト掃討に燃えるチェ・ジュンギョン役として出演する。
原作者の岩明さんは「何より『新しい物語』という事でワクワクしました。原作者でありながら、驚きや感動を味わう1人の観客にもなれるので。原作マンガが日本で映像化された時に思った事ですが、私にとって原作マンガは『子供』、アニメーションと実写映画は『孫』みたいな感覚でした。個人的な手作業により小さな一室で生まれたのが『子供』、その子供が世間に出て行って大勢の人々の知恵や経験、技術と出会い生まれたのが『孫』です。今回、韓国でも『孫』が生まれて、とてもうれしい気持ちです。そしてそれが、違う場所を舞台とした『新しいストーリー』という事であるなら、私の想像を大きく超える世界に、これから案内してくれるだろうと思いました」とコメントを寄せている。
サンホ監督は「マンガとアニメーションを勉強していた頃、マンガの教科書のような存在だった『寄生獣』の世界観を広げ映像化することは、まるで夢見た理想が実現するような作業だった」と話している。
「寄生獣」は、1990~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載された人気マンガ。人間を捕食する寄生生物(パラサイト)のミギーが右手に寄生した高校生の泉新一が、ほかのパラサイトと戦う姿が描かれた。コミックスの世界累計発行部数は2500万部以上。
テレビアニメ「寄生獣 セイの格率」が2014年10月~2015年3月に放送された。実写映画第1部「寄生獣」が2014年、第2部「寄生獣 完結編」が2015年に公開されたことも話題になった。
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの高山一実さんと西野七瀬さんが、高山さんの小説家デビュー作が原作の劇場版アニメ「トラペジウム」(篠原正寛監督、5月10日公開)に声優とし…
小学館ガガガ文庫(小学館)のライトノベルが原作のテレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」のヒロイン・焼塩檸檬の“片想いビジュアル”が公開された。思い人を見かけて高揚した檸檬を描い…
東宝が2012年に設立したアニメレーベル「TOHO animation」のYouTubeチャンネルの登録者数が300万人を突破したことを記念して、歴代テレビアニメのノンクレジット…
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「怪獣8号」の追加キャストが発表され、稗田寧々さん、 風間万裕子さんが出演す…
中西モトオさんの人気ファンタジー小説が原作のテレビアニメ「鬼人幻燈抄」が、6月27日からTOKYO MX、MBSほかで放送されることが分かった。初回は1時間スペシャルとして放送さ…