シンカリオン チェンジ ザ ワールド:新たな運転士キャストに藤原夏海、田澤茉純 新シンカリオン&エルダビークルも

「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」に登場するシンカリオン N700Sのぞみブルートレーラーフォーム(左)とシンカリオン H5はやぶさドーザーフォーム(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/ERDA・TX
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「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」に登場するシンカリオン N700Sのぞみブルートレーラーフォーム(左)とシンカリオン H5はやぶさドーザーフォーム(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/ERDA・TX

 人気アニメ「シンカリオン」シリーズの新作テレビアニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」に登場する新たなシンカリオン運転士のキャストが発表され、藤原夏海さんが中学1年生の運転士・魚虎(うおとら)テン、田澤茉純さんが中学1年生の運転士・五稜郭(ごりょうかく)シオンをそれぞれ演じることが分かった。テンとシオンが運転するシンカリオン、エルダビークルも発表された。テンは、東海道新幹線・新幹線N700Sのぞみが変形したシンカリオン N700Sのぞみ、シオンは、北海道新幹線・新幹線H5系はやぶさが変形したシンカリオン H5はやぶさに搭乗する。

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 テンが運転するシンカリオン N700Sのぞみは、新幹線の陸送時に活躍するトレーラーをモデルとした武装強化ビークル・エルダブルートレーラーと合体し、シンカリオン N700Sのぞみブルートレーラーフォームとなる。肩に装着したリクソウウイングは機体の推進力を爆発的に向上させるが、その性能を最大限に引き出すためには高い運転技術が求められる。空を舞うような動きから繰り出されるリクソウブレードの一太刀は稲妻のような斬撃となる。

 シオンが運転するシンカリオン H5はやぶさは、除雪車がモデルの武装強化ビークル・エルダドーザーと合体し、シンカリオン H5はやぶさドーザーフォームとなる。全身に装着したアーマーは特殊な設計で、超低温の環境下でも活動できる。両腕のドーザーハイドアームを使う格闘技を得意とし、武術を体得した運転士が運転することで100%以上の性能を発揮する。

 天才運転士と呼ばれるテンを演じる藤原さんは「シンカリオンシリーズに携われること、とてもうれしく思います! 今回はメタバースだったりAIだったりと現代ならではの世界観になっていてとてもワクワクしています。テンくんがタイセイくんたちとどう関わってくるのか、私自身も楽しみで、皆さんにも楽しみにしていただけたらうれしいです! これからよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。

 武道全般にたけているシオンを演じる田澤さんは「シンカリオンシリーズは街中で幾度も見かけていた作品なので、新シリーズに参加することができてとても光栄です。シオンは基本的にマイペースですが、芯があり誰かのために行動できるとても強い子です。そんなシオンの心の強さを最大限に表現できるように全力で収録に挑んでおりますので、シオンの活躍もどうぞご期待ください! 放送まであと少しです。応援よろしくお願いいたします!」と話している。

 タカラトミーから同作の玩具「シンカリオンCW シンカリオン SRG E5・E6・E7合体セット」が4月下旬に発売されることも発表された。E5はやぶさ、E6こまち、E7かがやきの3種セットで、3両合体ができる。限定スペシャル仕様の「SRGリクソウセイバー」が付属する。

 「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」は、主人公・大成タイセイら中学生の運転士が、超進化鉄道開発機構、通称ERDAが開発したシンカリオンを操縦し、日本各地に現れる正体不明の敵・アンノウンに立ち向かう姿を描く。大成タイセイらが乗るシンカリオンは、実在の作業車などをモチーフとした武装強化ビークルと合体する。シンカリオンがビークルと合体するのはシリーズ初となる。

 シグナル・エムディとProduction I.Gが制作し、これまでのシリーズに続き、SMDEがCGアニメーションを手掛ける。声優の石橋陽彩さん、小野賢章さん、土屋神葉さんが、メインキャラクターとなる3人の中学2年生男子を演じる。テレビ東京系で4月7日から毎週日曜午前8時半に放送される。

 「シンカリオン」シリーズは、ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクション、タカラトミーが原案のコンテンツ。テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」が2018年1月~2019年6月に放送され、劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」が同年12月に公開された。テレビアニメ続編「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」が2021年4月~2022年3月に放送された。

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