アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんの卒業コンサートが5月12日、東京ドーム(東京都文京区)で行われた。ライブ中には、山下さんが同期の3期生にメッセージを送る一幕があった。
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山下さんは、2016年9月にグループに加入してから、約8年間苦楽を共にしてきた同期について、「家族でもあり、姉妹のように仲も良いし、クラスメートのようなワチャワチャ感もあって、良き仕事仲間でもあり。こんなに大切な存在が自分にもできるんだなって思いました。一生で一番の出会いがここにあったなと思います」と感謝を伝えた。
続けて「(卒業後も)メンバーとは事務所に行けば会えるし、そこまで寂しいなって実感はなかったんですけど、一番寂しいなって感じるのは3期生のみんなと楽屋でふざけ合えないことです」と話した。
そして、「私がいなくなっても10人でも絶対、輝き続けると思いますし、このグループを引っ張ってくれると思う。なので私は一歩、外に踏み出して、(卒業後は)3期生のみんなの一番のファンでいたいです! みんなに困ったことがあっても、全世界が敵になっても絶対3期生のみんなの味方でいます」と伝えた。
山下さんの卒業コンサートは、2日間にわたって開催され、アンコールを含め計64曲を2日間で披露。約10万人を動員、オンライン配信も行われた。乃木坂46でメンバー個人に焦点を当てた“卒業コンサート”は、昨年5月に東京ドームで行われた齋藤飛鳥さんの卒コン以来、1年ぶり。