ギタリストの布袋寅泰さんが5月22日、自身のインスタグラムを更新。昨年、 早期の咽頭(いんとう)がんを患っていたことを公表したロックバンド「THE YELLOW MONKEY」(通称・イエモン)のボーカル・吉井和哉さんへの思いをつづり、ツーショット写真を公開した。
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布袋さんは「4月22日のフライトでロンドンから帰国。第一の理由は喉頭癌(がん)で療養を余儀なくされた吉井和哉くんとの約束、The Yellow Monkeyの約3年半ぶりのカムバックライブat東京ドームに応援に駆けつけること」とつづり、4月27日に開催された同バンドのライブを訪れたことを明かした。
布袋さんと吉井さんは、テレビ番組や音楽フェスで共演する旧知の仲だったが、布袋さんが2020年に発売した各国のアーティストとコラボしたアルバム「Soul to Soul」の中の楽曲「Dangerous」の作詞と歌唱を吉井さんにお願いしたことで縁が深まり、LINEでやりとりしたり、一緒に食事をしたりするようになったという。
布袋さんは吉井さんについて「多そうで少ない僕の大切な友達の1人」といい、「ある日彼から『実は癌だったんです』と知らされた時のショックは今も忘れない。どんなに苦しかっただろう、そして不安だっただろう。しかし彼は一度も絶望を口にしなかった」と振り返った。
がん治療を乗り越え、ステージに復活した吉井さんの姿を見守った布袋さんは「ふらりと階段を昇りステージに現れたその姿は聖人のように静かでたくましいオーラをまとっている。僕もファンのみんなと一緒にステージに向かって『おかえり!』と叫んだ」と興奮した様子だった。
この投稿に、ファンからは「お二人とも憎いくらいにカッコイイ」「熱い友情」「愛にあふれたメッセージに、胸がいっぱいになりました」「またぜひお二人での活動期待しております」といった声が上がった。