今年2月まで放送されたスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系)で話題になったモデル、俳優の村上愛花(えりか)さん。5月29日に初の写真集「愛でる愛花」(講談社)を発売した村上さんに、写真集の見どころや、1年間走り切った「キングオージャー」を終えての心境について聞いた。
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写真集は、村上さんが専属モデルを務める女性ファッション誌「ViVi」(同)の制作で、14種類のスタイリングでさまざまな表情を披露した。大好きな美容について語り尽くしたインタビューも掲載され、A4判、92ページ。価格は2970円。
「モード感があったり、コスプレっぽい雰囲気もあったり、ViViならではの独特な世界観が詰まった写真集になりました」と紹介する村上さん。
気心の知れたViViチームでの撮影だからこそ、見せられた表情もあった。
「芸能活動を始めた頃から一緒にお仕事をしてきた皆さんとの撮影だったので、“ありのままの自分”をお見せできました。赤提灯(ちょうちん)の居酒屋で撮ってみたい!と希望も出したら、かなえていただいて! 浅草の居酒屋でチームのみんなで乾杯してる写真があるのですが、すごくいい表情をしていると思います。めちゃくちゃ楽しかったです!」
「美容大好き」な村上さんが、自身の美容事情について語っているインタビューでは、実際に通っているサロンも紹介している。「もし紹介した場所でファンと会うことになったら?」と聞くと、「めちゃうれしいです! 一緒に美容モチベを上げたいです(笑い)」と即答。「どこも自信を持ってオススメできる場所なので、ファンの方にも使っていただけるとうれしいです。ハッピーの共有だと思っているので!」とほほ笑んだ。
「お話をいただいたときは、全力でたくさんの可愛いがある写真集にしよう」と意気込み制作した一冊。「ViViだからこそ出せる可愛い作品になったと自信をもって言えます。『こういうのに憧れる』って思っていただけるように作ったので、ぜひ手にとっていただけるとうれしいです!」とアピールした。
5月には「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブツアー」もフィナーレを迎え、カマキリオージャー/ヒメノ・ランとして過ごした一年を終えた。現在の心境を聞くと「ポツンと一人ぼっちになった感覚。とてもさみしいですね……」と話す。
キングオージャーメンバーとはLINEのグループがあり、たまに連絡を取り合っているが、中々全員のスケジュールが合わず、ファイナルライブツアー後は直接会うことはできていないという。
「でも、みんなとは『一年のどこかで絶対スケジュールを合わせて、全員の誕生日をまとめてやろう』とは話しました。そこだけは死守しようって(笑い)。あと、もしみんなの予定が合ったら、ドライブに行きたいです。撮影終わりに何人かでやったことはあるのですが、全員で行けたことはないので……! 佳久さん(カグラギ役の佳久創さん)と、匡志(ジェラミー役の池田匡志さん)が運転できるので、連れて行ってほしいです(笑い)!」
かけがえのない友人にも出会えた「キングオージャー」という作品について、「宝物」と表現する。
「人生の中でとても大切な思い出にもなりましたし、お仕事としても初の地上波連続ドラマへの出演だったので“俳優業”のスタートラインを作ってくれた作品にもなりました。一生忘れられない一年になりました」
これまでモデル業を中心に活躍してきたが、「キングオージャー」を経て俳優業にも意欲が生まれた。
「もっといろいろな役に挑戦してみたいな、と。ミステリアスな役とか気の強い役とかやってみたいです!」
現在の放送中の「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系)もチェックしているといい「“みうっち”(ブンピンク役の鈴木美羽さん)とは以前共演したことがあってからずっと交流があったのですが、みうっちも戦隊に出ると決まってからさらに連絡を取り合ったり、会うことが増えました。キングオージャーとブンブンジャーのコラボがあったら、うれしいですし、今から楽しみです!」と声を弾ませた。