オーバーロード：劇場版アニメ「聖王国編」9月20日公開　「最凶の正義、光臨。」　主題歌はOxT　初の大規模展覧会も

　丸山くがねさんのライトノベルが原作のアニメ「オーバーロード」の劇場版「劇場版『オーバーロード』聖王国編」が、9月20日に公開されることが分かった。公開日に1週間先行し、9月13日からIMAX版が上映されることも発表された。「最凶の正義、光臨。」というコピーと共にアインズらが描かれたキービジュアル、原作イラストを手がけるso-binさんの装画を基にしたIMAX版の「エクスクルーシブビジュアル」も公開された。

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　歴代テレビシリーズの主題歌を手がけてきた音楽ユニット「OxT（オクト）」が劇場版でも主題歌を担当する。主題歌のタイトルは「WHEELER-DEALER」で、本予告でお披露目された。

　OxTは「これまでのオバロ楽曲の雰囲気を踏襲しつつ、この『聖王国編』にふさわしいとてもダークでかっこいい楽曲に仕上がったのでお楽しみに！　『最凶の正義』とは何なのか……ぜひその目で確かめてください！　劇場でお待ちしております！」とコメントを寄せている。

　同シリーズの初となる大規模展覧会「オーバーロード展」が、東京ソラマチ5階 スペース634（東京都墨田区）で、9月14～29日に開催されることも発表された。アインズが描かれた展覧会ビジュアルも公開された。キャラクターの新規録（と）り下ろしボイス、制作資料が展示されるほか、作中の印象的なシーンを再現したフォトスポットなどが登場する。

　「オーバーロード」は、さえない青年が、人気オンラインゲームにそっくりの世界に飛ばされ、ガイコツ姿の大魔法使いとなって君臨する姿を描いている。テレビアニメ第1期が2015年7～9月、第2期が2018年1～4月、第3期が2018年7～10月、第4期が2022年7～9月に放送された。

　劇場版は、原作でも人気の「聖王国編」をアニメ化する。シリーズ初となる完全新作劇場版で、テレビシリーズに続き、伊藤尚往さんが監督を務め、マッドハウスが制作する。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督・構成・脚本：伊藤尚往▽脚本協力：菅原雪絵▽キャラクターデザイン・総作画監督：田崎聡▽サブキャラクターデザイン／モンスターデザイン／プロップデザイン：杉浦幸次、出雲重機、中村佑美子、竹内杏子▽美術監督：池田繁美、丸山由紀子（アトリエ・ムサ）▽美術設定：友野加世子、大久保修一・乗末美穂（アトリエ・ムサ）▽色彩設計：野口幸恵▽3D監督：大矢和也（グラフィニカ）▽撮影監督：渡辺祥生▽編集：塚常真理子▽音響監督：郷文裕貴▽音響効果：三井友和▽録音調整：岡部直紀▽音響制作：ビットグルーヴプロモーション▽音楽：片山修志（Team-MAX）▽音楽制作：KADOKAWA▽アニメーションプロデューサー：橋本健太郎▽アニメーション制作：マッドハウス

　◇キャスト（敬称略）

　アインズ：日野聡▽アルベド：原由実▽デミウルゴス：加藤将之▽ネイア：青山吉能▽レメディオス：生天目仁美▽カルカ：早見沙織▽ケラルト：戸松遥