マジック・メイカー:“なろう系”ラノベが2025年テレビアニメ化 メインキャストに潘めぐみ、加隈亜衣 姉弟が魔法研究

「マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~」のビジュアル(C)鏑木カヅキ/MFブックス/マジック・メイカー製作委員会
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「マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~」のビジュアル(C)鏑木カヅキ/MFブックス/マジック・メイカー製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の鏑木カヅキさんのライトノベル「マジック・メイカー -異世界魔法の作り方-」が、2025年にテレビアニメ化されることが分かった。タイトルは「マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~」で、声優の潘めぐみさんが異世界へ転生した主人公・シオン、加隈亜衣さんがシオンの姉のマリーを演じることも発表された。

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 同作は、魔法に憧れていた現代人が、不意に死んでしまい異世界でシオンという下級貴族の息子として転生するも、そこは魔法という概念が存在しない世界だった……というストーリー。落ち込むシオンだったが、ある日、姉マリーに連れられ不思議な現象を目の当たりにし、“魔法研究”を始めることとなる。MFブックス(KADOKAWA)からライトノベルが刊行されており、コミカライズも人気を集めている。

 アニメは、古賀一臣さんが監督を務め、大知慶一郎さんがシリーズ構成、野口孝行さんがキャラクターデザインを担当。スタジオディーンが制作する。

 シオン役の潘さんは「自分に魔力があったら……。魔法が使えたら……。そう思ったことはありませんか? しかし、この世界は、魔法という概念が存在しない世界。作り出すことから、物語は始まります。今回、そこに挑んでいくシオンに選んでいただけたこと、光栄に思いました。座組も大変ぜいたくで、すてきな共演者とスタッフの皆さんに囲まれ、和気あいあいとしながらも、皆さんとの掛け合う中で、良い緊張感を感じながら、収録に向き合っています。原作をご存じの方にも、これから出合う方にも、この温かな魔法が届くといいなぁ
追伸、うちのお姉ちゃん、めちゃくちゃ可愛いです」とコメントを寄せている。

 マリー役の加隈さんは「真っすぐで、弟シオンのことが大好きで、彼のために努力を重ねるマリーのひたむきな姿にひかれていたのでオーディションの結果を聞いた時はとてもうれしかったです。タイトルの『マジック・メイカー』の意味にもご注目いただきつつ放送をお楽しみいただければと思います。よろしくお願いします!」と話している。

 原作者の鏑木さんは「アニメ化は私の夢でした。初めて書籍化できた際に、人生において一度だけでもアニメ化したいという大きな目標を掲げ、今日まで執筆に勤しんできました。まさか本当にかなうとは思ってもおらず、お話をいただいた際にはこれは夢かと、ありがちな反応をしてしまったことを覚えています。本作がアニメ化されたのは出版やアニメに関わるすべての関係者の皆様、転先生、西岡知三先生、そして何よりも支えてくださった読者の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。シオンやマリーたちが異世界で懸命に生きる姿をこの目で見られる時を楽しみにしながら、放送日を心待ちにしております」と語っている。

 キャラクター原案の転さんは「アニメ化おめでとうございます!! めちゃくちゃうれしいです!!! 幼いシオンとマリーが動いて駆け回る姿を見れることに感無量です。アニメに関わる全ての方、応援してくださったファンの方に心から感謝いたします。ありがとうございます!」とコメント。

 コミカライズを手がける西岡知三さんは「初めて関わったコミカライズ作品がアニメになるという、非常に恵まれた経験をさせていただき、読者の皆様、原作の鏑木カヅキ先生、そしてお声がけくださった担当者様に心からの感謝を申し上げます。シオンやマリー、ローズが生き生きと魔法研究に没頭する姿をアニメで見られるのが、今からとても楽しみです。シオンが魔法を通じてたくさんの人と心を通わせて行ったように、この物語がアニメを通じてさらに多くの方々に届くことを願っています。アニメ化おめでとうございます!」と話している。

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