人気アニメ「忍たま乱太郎」の新作劇場版アニメ「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が12月20日に公開されることが分かった。特報第2弾もYouTubeで公開され、ドクタケ忍者隊の軍師・天鬼の姿が明らかになった。白装束に身を包んだ天鬼は、土井先生こと土井半助とうり二つで、忍術学園の六年生に襲いかかる。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　土井先生と天鬼が描かれたティザービジュアルも公開された。日常の揺らぎを感じさせる不安な空気に包まれた“今までの忍たまにはない”ビジュアルとなっており、土井先生を見つめるきり丸、きり丸に呼びかける乱太郎としんべヱたちも描かれている。

　キャラクターデザインの新山恵美子さんが描き下ろした乱太郎、きり丸、しんべヱ、土井先生のキャラクタービジュアルも公開された。今後、主題歌を担当するアーティストも発表される。

　土井先生が描かれた超ティザービジュアルがデザインされたムビチケカード、ティザービジュアルを使用したムビチケデジタルカードが7月26日に発売される。

　「ドクタケ忍者隊最強の軍師」は、2011年公開の「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動！の段」以来、約13年ぶりとなる「忍たま乱太郎」の劇場版アニメ。尼子騒兵衛さんの原作マンガ「落第忍者乱太郎」の小説「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」が初めて映像化される。タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門に挑まれた決闘に向かった後、土井先生が消息を絶ち、忍術学園の山田先生と6年生たちが土井先生の捜索に当たる中、学園に白い闇が忍び寄る……というストーリー。

　前作の劇場版を手がけた藤森雅也さんが監督を務め、テレビシリーズと同じく亜細亜堂が制作する。テレビシリーズの脚本家で、原作小説の作者でもある阪口和久さんが脚本を担当する。テレビシリーズと同じく高山みなみさんが乱太郎、田中真弓さんがきり丸、一龍斎貞友さんがしんべヱ、関俊彦さんが土井先生をそれぞれ演じる。

　「忍たま乱太郎」は、尼子さんのマンガ「落第忍者乱太郎」が原作。一流の忍者を目指して忍術学園に入学した忍者のたまごたちが巻き起こすドタバタ劇。原作は、1986年4月に朝日小学生新聞で連載をスタート。2019年10月に約33年の連載に幕を下ろした。テレビアニメは、1993年に放送を開始した。第32シリーズがNHK・Eテレで毎週月～金曜午後6時50分から放送中。