モンスター
#10 信じた者たちへ
12月16日(月)放送分
今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の新キャストが8月1日、NHKドラマの公式X(旧ツイッター)で発表された。マンガ家、絵本作家のやなせたかしさんがモデルの柳井嵩(北村匠海さん)の両親ら“柳井家の人々”として、松嶋菜々子さん、二宮和也さん、中沢元紀さん、瞳水ひまりさん、戸田菜穂さん、竹野内豊さんの出演が明らかになった。役柄とともに紹介する。
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松嶋さん演じる嵩の母・柳井登美子は、文化的な教養が豊かであり、美しく勝ち気で利発な嵩の母。嵩が幼い頃に夫の清を亡くす。奔放な振る舞いで、嵩を翻ろうする。
二宮さん演じる嵩の父・柳井清は、出版社を経て新聞社での海外赴任時代に病死。文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。清は既に他界しているところから物語は始まる。
中沢さん演じる嵩の弟・柳井千尋は、幼少期は体が弱く、兄の陰に隠れるような弟だったが、 大きくなるにつれ、家族思いで優しく、文武両道の青年となる。
瞳水さん演じる柳井家の女中・宇戸しんは、高知で柳井診療所を営む柳井家を献身的に支える。 柳井家の面々からも慕われている。
戸田さん演じる嵩の伯母・柳井千代子は、厳しさと優しさを持ち合わせた女性。 夫の寛(竹野内さん)とともに、おいっ子の嵩と千尋を預かることになる。
竹野内さん演じる嵩の伯父・柳井寛は、柳井診療所の院長をつとめる町医者。嵩や千尋にとっての育ての父で、どんな時も二人を励まし続け、生きる道しるべを示す。
北村さんは“柳井家の人々”について、「錚々(そうそう)たるキャストの皆様が集結しました。僕らが紡ぐのは当たり前のようで当たり前ではない日々です。時代は違えど確かな愛や人間臭さや浮き沈みの機微を丁寧に我々で描いていきたいと思います。撮影は長く楽しく厳しい道のりですが、我々が笑って作り上げていく空気を楽しみにしていてください。精いっぱい、生き切ります」とコメントしている。
「あんぱん」は、脚本を「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛け、まだ何者でもなかったやなせさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。
放送100年となる2025年の連続テレビ小説に、新たに素晴らしいキャストの皆様にお集まりいただきました。嵩の母役に松嶋菜々子さん。衣装合わせで扮装をまとった松嶋さんを目の当たりにした時、まさに我々が想像していた登美子そのもので、鳥肌が立ちました。衣装合わせで鳥肌が立ったのは初めてかもしれません。嵩の父役に二宮和也さん。小学生の時に人生で初めて連ドラを全話観た二宮さん主演のドラマがキッカケで、私はドラマの世界を志しました。いつかご一緒したいと長年願い続けてきたことがかない、光栄です。今回わずかなご出演ではありますが、物語に温かいものを吹き込んでくれるはずです。中沢元紀さんは、弟の千尋役のオーディションで自身の弱みも含めて包み隠さずにさらけ出して下さり、優しくも強い眼差しが千尋役とリンクしました。高知出身の瞳水ひまりさんは、しん役のオーディションで土佐ことばで「あんぱん」や家族への想(おも)いを聞いた時に、純粋に応援したくなり、“誠実に、一生懸命に”こそが道を切り拓くと感じさせてくれました。真っさらな瞳水さんだからこその表現に期待します。実母の登美子から嵩を預かり、寛と共に育てる伯母役に戸田菜穂さん。登美子役の松嶋菜々子さんとの緊張感ある芝居のかけ合いも今から楽しみです。そして、嵩にとっての育ての父・寛役には竹野内豊さん。嵩の本当にやりたいことを認めて支える懐の深さがあり、喜び哀しみも含め“生きること”を滲み出していただけると思い、オファーさせていただきました。柳井家の人々が嵩に限らず、主人公の朝田のぶにもあらゆる影響を与えていくことになります。いよいよクランクインも近づいてきましたが、魅力溢れるキャスト陣が集う「あんぱん」にご期待ください!
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