ドラゴンボールDAIMA:話題の新作テレビアニメの舞台は大魔界 謎の新キャラ登場

「ドラゴンボールDAIMA」のメインビジュアル第2弾(c)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション
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「ドラゴンボールDAIMA」のメインビジュアル第2弾(c)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

 故・鳥山明さんの人気マンガが原作のアニメ「ドラゴンボール」の完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」のメインビジュアル第2弾が公開された。第1弾では仮面とマントを被っていた新キャラクター・パンジの素顔が描かれ、背後からはゴマーと新たな謎のキャラクターが悟空(ミニ)たちをのぞく様子が描かれている。第1弾のキャッチコピーは「ようこそ、大冒険へ!!」だったが、第2弾では「ようこそ、大魔界へ!!」となり、冒険の舞台が大魔界であることが明らかになった。

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 本予告映像もYouTubeで公開された。これまでの「ドラゴンボール」では描かれてこなかった不思議な世界を背景に、“ある陰謀“により小さくなってしまった悟空(ミニ)と界王神(ミニ)、新キャラクターのグロリオ、パンジが大魔界で冒険を繰り広げる様子が描かれている。界王神に似た謎のキャラクター、ミステリアスな笑みを浮かべ座る女性らしきキャラクター、大魔界に潜むモンスターの影なども登場した。

 米グラミー賞アーティストのゼッドさんがオープニングテーマ「『ジャカ☆ジャ~ン』ゼッド feat. C&K」を担当することも発表された。ゼッドさんがアニメの主題歌を担当するのは初めて。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「限界突破×サバイバー」など「ドラゴンボール」の名曲を手掛けてきた森雪之丞さんが作詞を担当し、シンガー・ソングライターユニット「C&K」が歌う。

 声優として小林由美子さん、内山昂輝さん、ファイルーズあいさんが出演することも分かった。小林さんは、“ある陰謀“によって悟空(ミニ)と共に小さくなってしまった界王神(ミニ)を演じる。内山さんは悟空たちのもとにやってくる新キャラクターのグロリオ役、ファイルーズさんは仮面を外し、素顔が明らかになった新キャラクター・パンジ役として出演する。

 小林さんは「『ドラゴンボール』は人生を変えてくれた作品なので、オーディションを受けられるだけで『もう悔いなし!』と思うほど舞い上がっていました。まさか選んでいただけるとは思っていなかったので、本当に夢だったらどうしよう、と本気で考えていました。『ドラゴンボールDAIMA』をご覧になった皆様に絶対に忘れられない大冒険の思い出をお届けします! ぜひお楽しみください!!」とコメント。

 内山さんは「まさか自分が『ドラゴンボール』に出演できるとは思っていなかったので、良いめぐり合わせで、 参加させていただけることになって光栄だなと思いました。『ドラゴンボール』を深く愛してらっしゃる方も、まだあまり知らないという方も、いろいろな人が楽しめる作りになっています。アクションはもちろん、全編がぜいたくな映像になっていて、毎回毎回、目まぐるしく展開していくので、ぜひ最後まで見ていただきたいです!」と話している。

 ファイルーズさんは「『ドラゴンボール』という世界中で愛されている作品に、まさか自分が役者として関われるなんて、本当に光栄だなという気持ちでいっぱいです。DAIMAは『ドラゴンボール』の世界観の魅力がギュッと詰まっているシリーズ だと思っています。劇中でいろいろなところに行きますが、それぞれの場所に面白いドラマが詰まっていますので、見ている皆さんも一緒に冒険しているような臨場感が味わえると思います! ぜひ楽しんでください」とコメントを寄せている。

 「ドラゴンボールDAIMA」は「ドラゴンボール」の40周年を記念したアニメ。今年3月に急性硬膜下血腫のため死去した原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当した。アニメシリーズの新作は2018年3月に放送を終了した「ドラゴンボール超(スーパー)」以来、約6年ぶりとなる。フジテレビが毎週金曜午後11時40分に新設するアニメ枠で、10月11日から放送される。

 「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作。テレビアニメは、「ドラゴンボール」が1986年2月~1989年4月、「ドラゴンボールZ」が1989年4月~1996年1月、「ドラゴンボールGT」が1996年2月~1997年11月に放送。鳥山さんが手がけた完全新作のオリジナルストーリー「ドラゴンボール超」が2015年7月~2018年3月に放送された。

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