ドラゴンボールDAIMA:新作テレビアニメの“界王神似”のデゲス役に榎木淳弥 新キャラ声優に日笠陽子、森久保祥太郎 EDはゼッド×AI

「ドラゴンボールDAIMA」の本予告映像の一場面(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション
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「ドラゴンボールDAIMA」の本予告映像の一場面(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

 故・鳥山明さんの人気マンガが原作のアニメ「ドラゴンボール」の完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」に声優として榎木淳弥さん、日笠陽子さん、森久保祥太郎さんが出演することが分かった。本予告に登場した新キャラクターを演じ、榎木さんは界王神に似たデゲス役、日笠さんはミステリアスな笑みを浮かべるドクター・アリンス役、森久保さんはゴマー役として出演する。

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 榎木さんは「オーディションから時間がたって受かったことを聞いたので『決まったんだ!』という予想外の驚きもあってうれしかったです。鳥山先生が自らお話を書かれたことで、これまでの『ドラゴンボール』が令和の新しい『ドラゴンボールDAIMA』にも引き継がれて、まさにドラゴンボール100%という感じで、大人から子供まで楽しめると思います。みなさんぜひご覧ください」とコメント。

 日笠さんは「ドクター・アリンス役に決まりましたとご連絡をいただいて、青天の霹靂(へきれき)でした。『なんで!? どうして!? 大丈夫ですか!?』とうれしさより驚きのほうが大きかったです。自分が子供の時に見ていたドラゴンボールが大人になってもまだ、ずっと最前線のアニメーションとして存在していることを思うと、20年、30年後にもまだドラゴンボールをやっててほしいなって思います。そうやってドラゴンボールのバトン的なものを家族から家族へつないでいけるように『ドラゴンボールDAIMA』を何度でも見ていただきたいし、楽しみに待っていただけたらと思います」と話している。

 森久保さんは「マンガ連載もアニメも始まった時のことを覚えているくらい『ドラゴンボール』に親しんできたので、そこに携われるのはすごくうれしくて『出られるんだ!』って思いました。ぜいたくなつくりの作品になっていますので、豪勢なストーリーもキャストも、ぜひお楽しみいただければと思います。今回は悟空たちが大変なことになってしまいますよ!」と語っている。

 オープニングテーマ(OP)「ジャカ☆ジャ~ン」を手掛ける米グラミー賞アーティストのゼッドさんと、歌手のAIさんがエンディングテーマ(ED)「NAKAMA」を担当することも発表された。お互いが抱くドラゴンボールへのリスペクトと愛情を重ね、冒険する仲間(NAKAMA)たちの姿を思い描いて書き下ろした新曲となり、作曲をゼッドさんとAIさん、作詞、歌唱をAIさんが担当する。

 AIさんは「最初にティザー映像を見てもうすぐ新しいのが始まるって聞いて、ええ! やばいね! 楽しみだねって言って話してたら、『なんと! このエンディングが決まりました!』と言われて……え?……えええええええええええ!!!!!?!?!!!という感じで涙が出てしまいました。うれしすぎてというか、マジで!! まじで!?という感じで、今も流れるまでまだ油断はできませんが、うれしすぎて早く子供たちやドラゴンボールのファンの友達たちに言いたいいいいい……とにかく感謝です。歌を歌ってて、続けててよかったです」と思いを語っている。

 OPを歌うシンガー・ソングライターユニット「C&K」、AIさんは、10月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ドラゴンボール」40周年記念イベント「ドラゴンボールダイマツリ」内の「ドラゴンボールDAIMA」第1話上映会、舞台あいさつに登場し、主題歌を披露する。

 「ドラゴンボールDAIMA」は「ドラゴンボール」の40周年を記念したアニメ。今年3月に急性硬膜下血腫のため死去した原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当した。アニメシリーズの新作は2018年3月に放送を終了した「ドラゴンボール超(スーパー)」以来、約6年ぶりとなる。フジテレビが毎週金曜午後11時40分に新設するアニメ枠で、10月11日から放送される。

 「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作。テレビアニメは、「ドラゴンボール」が1986年2月~1989年4月、「ドラゴンボールZ」が1989年4月~1996年1月、「ドラゴンボールGT」が1996年2月~1997年11月に放送。鳥山さんが手がけた完全新作のオリジナルストーリー「ドラゴンボール超」が2015年7月~2018年3月に放送された。

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