堀内孝雄&矢沢透:盟友・谷村新司さんの思い出明かす 享年74「今でも信じたくない」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した堀内孝雄さん(左)と矢沢透さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した堀内孝雄さん(左)と矢沢透さん=テレビ朝日提供

 フォークグループ「アリス」の堀内孝雄さん(74)と矢沢透さん(75)が、9月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年10月に74歳で亡くなった盟友・谷村新司さんについて語った。

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 1972年に「アリス」でデビューし、今年で52年。番組では、2019年に行われたコンサートの映像を紹介。徹子さんが「このときはアリスを10年続けて頑張ろうと目標を立てたばかりだったんですよね」と明かすと、堀内さんは「こんなことになろうとは。誰も考えていなかった」と話した。

 長年共に歩んだメンバーの谷村さんの様子について、堀内さんは「めずらしく3人でそろってラジオ番組を始めた。もう6年やっていた。その後半くらい、じょじょに(谷村さんが)痩せていくなと思っていた」と告白。「良い意味でプライドが高い人だから、メンバーにも言えずに『自分がこれを耐えればいい』という気分だったと思います」と振り返った。

 谷村さんに最後に会ったのは昨年の春だった。矢沢さんは「そのとき、ラジオのトリをやっていたんですけど、(谷村さんの)声がかすれてきちゃっていた。『本当に大丈夫?』と聞いたら、『大丈夫』と言うからそれ以上何も言えなかった。その3日後、家で倒れて、そのまま1度も会わずに」と話した。

 谷村さんにはあえて電話をしなかったといい、堀内さんは「電話しないでおこうと。そこは弱いところなので、話したくないし、見せたくないだろう、という判断で」と明かした。亡くなったことについて、矢沢さんは「今でも信じたくない。信じられない」と話した。

 徹子さんから「どうして死んだんだよって、何回も思うでしょ?」と言われ、「バカ野郎と言います。帰ってこいよ、です、ホントに。腹立ちますね」と堀内さん。徹子さんは、「私もそう思う。穏やかで、いい人だったもんね」と偲(しの)んだ。

 堀内さんと矢沢さんも70代。健康に気を付けて暮らしている。ジムで運動しているという矢沢さんは「健康オタクではないけど、健康のことはすごく気にしていて。なるべく体に悪そうなものは食べないということを心がけています。サウナも好きです」と明かした。

 堀内さんは「散歩派」。「近所に神社があって。(自宅から)1キロちょっとくらいのところにあって。『今度は左に曲がってみよう』とか工夫をして行っています。それで元気が保たれています」と語った。

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