負けヒロインが多すぎる!:マケイン声優が“業績報告” 早々失恋に遺憾表明 驚異的な結果も テレビアニメ第2期は?

「負けヒロインが多すぎる!」の特番「アニメ『負けヒロインが多すぎる!』第2四半期(7-9月期)業績報告生配信」
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「負けヒロインが多すぎる!」の特番「アニメ『負けヒロインが多すぎる!』第2四半期(7-9月期)業績報告生配信」

 小学館ガガガ文庫(小学館)のライトノベルが原作のテレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」の特番「アニメ『負けヒロインが多すぎる!』第2四半期(7-9月期)業績報告生配信」がYouTubeで10月27日、生配信された。温水和彦役の梅田修一朗さんが司会を務め、八奈見杏菜役で執行役員CYO(Chief Yanami Officer)の遠野ひかるさん、焼塩檸檬役でで執行役員CLO(Chief Lemon Officer)の若山詩音さん、小鞠知花役でで執行役員CKO(Chief Komari Officer)の寺澤百花さんが登場。“マケイン”声優が、7~9月に放送されたテレビアニメの“業績報告”を行った。

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 テレビアニメでは、八奈見は第1話、檸檬は第2話、小鞠は第4話で早々に失恋してしまった。3人が“負けヒロイン”となってしまったことを受けて、遠野さん、若山さん、寺澤さんが深く一礼した。遠野さんは「誠に遺憾です」、若山さんは「遺憾の意です」と表明し、寺澤さんは「タイミングと条件が合わなかった」と敗因を分析した。

 恋は残念な結果となってしまった一方で、輝かしい業績も残した。八奈見が劇中で接種したカロリーを報告する公式サイトの「八奈見杏菜カロリーメーター」は、最終的に8万5818キロカロリーで終了。第5話では父が給料の代わりに受け取った大量のソーメンを食べ続けた結果、4万6145キロカロリーという最高記録を計測するなど数字を伸ばし、予想を上回る驚異的な結果となった。

 公式サイトでファンからコメントを募集した「マケインメッセージボード」は計4623件のメッセージが寄せられた。公式X(ツイッター)のフォロワー数は第1話放送時は約2万1000人だったが、放送終了後も増え続け、約12万8000人と6倍以上になった。関連動画のYouTubeの再生数が2600万回を突破するなど大好評だった。

 作品の舞台である愛知県豊橋市でもイベントが開催されるなど“聖地”も大いに盛り上がった。「執行役員の立場で豊橋のオススメのスポットを教えてください」という記者の質問に、遠野さんは「残念ながら私は現地に足を運んだことはないのですが、ボン千賀さんです。もしかしたら窓から見えてはいけないものが見えるかもしれませんが、調査していただきたいです」とコメント。若山さん「精文館書店に行っていただきたい。作品にとても協力していただきました。『マケイン』のコーナーを体全体で浴びていただきたい」と語った。

 寺澤さんは「CKOとしては、のんほいパークをオススメさせていただきます。のんちゃん、ほいくんに会っていただきたいですし、植物園がありますし、ツチブタ君もいます。私も年パスを持っています。皆さんも年パスを手に入れて、訪れていただきたいです」とアピールした。

 テレビアニメ第2期に期待するファンも多く、この日の配信でも「第2期は?」とファンから多数のコメントが寄せられた。遠野さんは「思いは受け取っております、我々執行役員、司会の梅田さん、スタッフに思いは届いています」と明言は避け、「ヒロインたちは負けて輝きましたし、作品としては大大大勝利と言っても過言ではないと思います。これからもよろしくお願いいたします!」と呼びかけた。

 同作は、雨森さん作、いみぎむるさんイラストのライトノベル。第15回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞に選ばれたことも話題になった。食いしん坊な幼なじみ系ヒロインの八奈見杏菜、元気いっぱいのスポーツ系ヒロインの焼塩檸檬、人見知りの小動物系ヒロインの小鞠知花といった負けヒロイン(マケイン)によるドタバタ青春ストーリーが描かれている。アニメは、北村翔太郎さんが監督を務め、A-1 Picturesが制作した。

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